コツコツ楽しく節約生活|ズボラ主婦の私が3年で360万円貯金した方法

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しょう君のママ
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恐ろしくズボラで、家計簿すらつけたことがなかった私が、3年間で360万円貯金した方法をご紹介します!

お恥ずかしい話、4,5年前まで本当に貯金や節約が苦手で、毎月「お金が足りない~!」と月末になるとヒーヒー言う火の車の家計でした。

そんな筆者が、「将来のために投資をするぞ!」と思い立って、3年間で360万円の貯金に成功した方法をご紹介します。

え!?しょう君のママ、最初から倹約家で手堅く家計を運用してきたんじゃなかったの?

いえいえ、4,5年前までは全く貯金ができない、ズボラ主婦代表のような浪費家でした。ここ4,5年ほどでようやく貯金や投資が軌道に乗ってきているんです!

現在は投資で資産を着実に増やしている筆者ですが、投資を始める前にどうやって資金を作ったのか、どのように貯金を始めたのか、私のこれまでの節約生活経験を元に、効果のある節約や貯金の方法をご紹介したいと思います。

こんな人におすすめの記事
  • 赤字家計を黒字にしたい方
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  • 投資をしたいけど軍資金が全くないから捻出したい方
  • 老後資金を少しでも多く準備したい方

2021年のあなたの家計の節約新常識に、1つでも私の経験が役に立てば幸いです!

頑張って、1年で120万、3年で360万、貯金額を増やしていきましょう!

「節約生活は楽しくない」はやり方が間違っている

「節約生活って全く楽しみがなくなるんでしょ?」

そんな風に言われることもありますが、楽しみを全部削る、全く楽しみの無い節約生活は「苦行」でしかありません。

そんな節約生活は長く続くわけもなく、すぐに挫折してしまったり、反動で浪費してしまったり、節約を失敗するものです。

でも、頑張っていろいろ我慢して削らないと、お金って貯まらないでしょ?

そんなことはありません。節約は我慢ではなく「仕組み」と「工夫」です。

長く続けられるように、節約できる仕組みづくりや工夫を凝らすことで、大きな効果が得られるものでものです。

「稼ぎが多くないとお金が貯められない」も勘違い

でも、お金を貯められるのって、やっぱりお金を多く稼いでいないと無理でしょ?

そんなことありません。我が家の手取り月収は、夫婦合わせて40~45万円のボーナス無し+子供手当2万円。決して高給取りではありません。

お金が貯まる人は、稼ぐ力が大きい人よりも、節約が上手な人です。

現に、金融広報中央委員会による「家計と金融に関する世論調査」令和2年度のデータによると、年収が1000万~1200万円世帯の10.3%、1200万円以上では12.5%は貯金が0円という調査結果があります。

年収が1000万円以上でも、約8世帯に1世帯は自転車操業状態ということです。

手取り22万円でも月10万貯金する人もいますので、稼ぐ力よりも節約する力がより大切だとわかります。

収入が少なくても、節約力で十分お金は貯められるのです。

我が家の節約家計簿を公開

夫婦2人で働いている我が家は、夫が自営業で私が時短社員と言うこともあり、収入は低く不安定。

以前は、稼いだ分以上に使ってしまうような赤字家計で、子供手当のおかげでで何とかマイナスにならずというギリギリ家計でしたが、5年かけて約20万円の節約に成功しています。

毎月の家計を黒字にすることから始め、2万、3万、と貯金額を増やした結果、現在では投資に資金を回したうえで、さらに現金10万円程度を毎月貯金しています。

項目5年前2年前現在
家賃100,000円88,000円88,000円
車のローン30,000円0円0円
ネット代5,000円6,500円1,000円
電気代11,000円10,000円10,000円
ガス代6,000円5,000円5,000円
水道代5,000円7,000円7,000円
スマホ代15,000円7,000円0~マックス6,000円
保険代35,000円7,000円7,000円
学校教育費30,000円25,000円12,000円
習い事30,000円15,000円15,000円
食費80,000円100,000円5,0000円
レジャー費30,000円20,000円15,000円
夫小遣い50,000円45,000円30,000円
その他変動費40,000円20,000円20,000円
合計467,000円355,500円260,000円

こうしてみてみると、我が家の家計が最適化されていく過程が手に取るようです!

しょう君のママも、意外と昔は浪費家だったのね!

コツコツ楽しく節約生活を続けるコツ

ここからは、我が家が無理なく進めた節約生活の内容と、節約を楽しむコツをご紹介します。

固定費は徹底的に節約する

家計簿もまともにつけられないズボラ主婦の私が、最初から細々した節約はできそうにありませんでした。

そこで目を付けたのが「固定費」です。

固定費は、一度見直してしまえば、ずっと継続して節約効果が得られます。これなら、いくらズボラな人でも簡単に大きな金額が節約できます。

まず私たちは、大阪府内の駅近い賃貸マンションから、兵庫県の郊外の格安一軒家賃貸に移り住むところから節約をスタートさせました。

引っ越しのタイミングで、電気やガス、携帯会社、保険、習い事も同時に見直したことで、6万円近い節約が一気に成し遂げられました。

引っ越し後に、インターネットの見直しや、スマホの新プランへの乗り換え、子供たちが私立幼稚園から公立小学校に上がったことから、最終的に更に3万円近く節約ができました。

項目5年前2年前現在
家賃100,000円88,000円88,000円
車のローン30,000円0円0円
ネット代5,000円6,500円1,000円
電気代11,000円10,000円10,000円
ガス代6,000円5,000円5,000円
水道代5,000円7,000円7,000円
スマホ代15,000円7,000円0~マックス6,000円
保険代35,000円7,000円7,000円
学校教育費30,000円25,000円12,000円
習い事30,000円15,000円15,000円
固定費合計214,000円155,500円130,000円

特に、スマホは今や0円で持てる時代です!お金を掛けなくていいものにはお金を掛けない、これを徹底しました。

見栄を張らずに自分軸をしっかり持つ

引っ越しをしたタイミングで、一気にママ友がいなくなりました。

そのおかげで、見栄やお付き合いで習わせていた習い事なども全て辞めることができました。

実は、引っ越し前のママ友たちが、こぞって新築の注文住宅を建て始めたり、高級車に乗り換え始め、私たち夫婦も焦って家探しをしていたり、カーディーラー巡りをしていた時期もありました。

知り合いの居ない田舎の町に引っ越したことで、変な見栄を張る意識もなくなり、ローンを払い終わった軽自動車と、広さと景色が取り柄の古い賃貸戸建てに満足できる自分軸を持つことができました。

節約に、「見栄」は大敵!見栄消費が一番の浪費だということを知って以来、物の本質的な価値に目を向けられるようになりました。

確かに、移動手段と考えるなら、高級車ほど無駄なものはないわよね!「見栄」が大きい出費を促すのもうなずけるわ。

世間の常識に流されずに、お金をかけない方法を探す

子供部屋には学習机とベッドを整える、1人1台自転車を買い与える、ケータイを持たせる、誕生日やクリスマスにはプレゼントをあげる、ランドセルは5万円以上する高価なもの、、、、など、特に注意すべきは子育てに関する固定概念や一般常識。

住んでいる地域や関わるママ友によって「常識」のように語られることの全てに対して、特に疑いの目を向けるようにしました。

私立幼稚園に通っていたため、周りのママ友たちは、百貨店や工房で10万円以上するランドセルを「ラン活」と称して比較検討していましたが、我が家はネットで2万円以下のランドセルを購入したのも一つの例です。

誕生日やクリスマスに、物をプレゼントすることもやめました。

本人に欲しいものがあるときには買いますが、特に欲しいものがない時には無理に物は与えず、ここ数年はずっと家族旅行をプレゼントしています。

物をあげなければならないという固定化概念を捨てれば、プレゼントとレジャーをドッキングさせて、家計にも優しく、家族にとっても素晴らしい想い出になります。

昨年は、GoToトラベルを使った旅行をプレゼントしたので、費用もかなり格安で済みました。

他にも、学習デスクは親のお下がりを実家から持ってきたり、子供部屋にベッドは購入せず和室に家族全員で川の字で寝る旅館スタイル、英会話は習わせずに家で教えるなど、代用できるもの、お金を掛けずに済むことには費用を掛けません。

常識を覆すという点では、最近では1日3食食べるという概念さえも捨てて、大人は2食しか食べません。食費の節約&ダイエット効果が抜群です!

大きい買い物ほど節約する

ズボラな私は、こまごまとした節約が苦手です。

1円でも安いものを追い求めたり、我慢を強いるような節約は、ストレスで楽しく続けられません。

そこで、節約をするものに関しては、特に大きな買い物の時に意識するようにしました。

私の基準は、1つ5000円以上する物です。

それ以下の物はあまり神経質にならず、5000円以上するものに関しては比較検討してから購入します。

たまご1パックが、180円か99円かの違いは、確かに2倍の差ではありますが、金額にすると100円未満です。

10万円するランドセルを2万円で済ませれば8万円、7000円するピアニカを3000円で買えば4000円、こういう大きな金額の節約をすると、細々した節約を100個重ねるよりも、労力も、ストレスも、節約効果も圧倒的に高く、「上手に買い物ができた」という達成感で、楽しく節約が続けられます。

参考に、子供の入学準備に掛けた費用をご覧ください。

細かいものは全く節約せず、子供の欲しいデザインなどで多少高いものも購入しますが、大きい金額の物をしっかり節約することで、かなり大きな金額の節約に成功します。

買い物上手が、節約上手ってわけね♪

お金をかける時とかけない時のメリハリをつける

旅行写真:石垣島川平湾

我が家は、毎月10万円以上の貯金プラス積立投資をしていますが、それでもずっとケチケチした節約生活をしているというわけでもありません。

旅行が大好きなので、春夏秋冬年に4回以上、大小様々な旅行に行きます。

現金の貯金は、旅行に行くためにも使用します。その分しっかり、投資分は確保して積み立て運用しています。

「旅行に行く」という楽しみや目的があるからこそ、普段は質素な生活でも満足できます。

我が家では、旅行とプレゼントはドッキングさせていることが多いので、旅行に行っている時はめいっぱい様々なアクティビティをして楽しみます。

使う時と使わないときのメリハリ、これが暮らしを豊かにして、節約を楽しむコツね♪

変動費のコントロールで節約は加速

固定費とは違い、1つ1つの節約が難しいのが「変動費」です。

でも、固定費でこれ以上削りようがないというところまで節約ができたら、固定費にも着手していきたいですね。

我が家も、固定費の節約は昨年までにもうこれ以上できない極限までやりつくしました。

今年からは、子供が大きくなって増え始めた食費の節約に着手し始めました。

食費は変動費の中で最も大きい費用なので、ここにメスを入れると節約効果は絶大でした!

4か月ほどじわじわと食費を減らし、現在では家族4人で5万円以下まで抑えられています。

基本的に適当でいい

私は、自慢ではありませんが本当にズボラで適当な性格です。

1円単位できちんと家計簿をつけたこともありませんでした。

通帳の記帳を行ったり、カード明細を見て、収入と差し引きして大体何にいくら使用しているというくらいの家計管理ですが、それでも節約に成功しています。

完璧を目指して1円単位できっちり家計管理しようとすると、辛くなって続きません。

大きなお金の流れをざっくりと把握しておくくらいの適当さが、節約を楽しく長続きさせるポイントだと思います。

毎日楽しく暮らして、貯金を増やす方法

適当な家計管理で節約を成功させるには、しっかりとした節約の仕組みづくりが大切です。

最初に節約できる仕組みづくりを行ってしまえば、後は適当でも意外としっかり節約できるものです。

私が取り入れた貯金を増やす仕組みは下記のようなものです。

先取貯金・先取分配

予算は必ず先に分配する仕組みにしています。

我が家では、給料が入ると1か月分全て引き出して、投資分、貯金分、固定経費分に振り分け、それぞれの口座に入れる作業を行っています。

面倒なようですが、月に1度通帳を記帳したり、貯金の貯まり具合などの資産状況を正確に確認することができ、節約のモチベーションにもつながります。

何より、使う前に先に貯蓄分をよけておくと、強制的にお金は貯まります。

いつもニコニコ現金払い

先取貯金にも関連していますが、我が家では、すべて引き出して分けて残ったお金を現金で生活費として利用する仕組みにしています。

手元にある現金が、1か月の生活の変動費の予算なので、財布を開ければ使い過ぎかどうかは一目瞭然です。

カードや電子マネーを使ったときには、その分の現金をよけておき、翌月の給料の分配の際にカード引き落とし口座にその金額分を追加で入金します。

こうすることで、引き落とし残高不足になることもなく、カードを使いすぎて予算オーバーすることもありません。

クレジットカードや電子マネーの方がポイントがたまるということもありますが、支払いの際には金を払う感覚がある方が私は財布のひもが引き締まるので、固定費の引き落とし関係をカード払いにしてポイントを貯めつつ、実生活の買い物は現金払いと使い分けをしています。

現金で払うと、「お金を使った」という実感がわきやすいので、無駄遣いを抑制できます。そして、1か月で予算を使い切らず財布にお金が残ると、なぜだか得した気分になれる♪

家計簿をつける

簡単でいいので、毎月の収支を確認する仕組みを作るのがおすすめです。

私も最近こそ利用するようになった家計簿アプリ。

レシートを写真にとるタイプなど、簡単に管理できたり、預金口座と連動するようなものがおすすめ。

勝手に集計してグラフ化してくれたりすると、家計の状況がしっかり把握できます。

おおざっぱでもいいので、お金の出入りをつかむ家計簿はつけておくことがおすすめです。

節約していてもおしゃれ生活は楽しめる

ママのお楽しみ|お洒落カフェ巡り

3年で360万円、年間平均120万円も貯金したというと、さぞ切り詰めて苦しい生活をしたかのように思われるかもしれませんが、日々の生活に華を添えることも忘れてはいません。

月に1度は、おしゃれなカフェでランチがてら仕事をする時間を設けています。

着飾ることも大好きなので、洋服やアクセサリーも、たまには購入しています。

スポーツジムにも行って体を鍛えているし、マツエクサロンにも定期的に通って、脱毛だってしてますよ~♪

実は、5年前の生活と今の節約生活は、体感的にさほど生活レベルを落とした感はありません。

なぜなら、主に「固定費」を節約しているからです。

例えば、スマホ代がソフトバンクで15000円くらいかかっていた時と、楽天モバイルで0円で利用している今、利便性や精神面で何の変化もありません。

洋服などは、以前は大阪梅田などの実店舗で買っていたものを、5000円以上のものは比較検討のルールを適用して、見に行って試着は実店舗、ネットで同じものや似たようなものを安く買うようにシフトしただけで、購入価格は下がり、満足度は大きく下がっていません。

節約は、「我慢」や「忍耐」ではなく、「工夫」と「仕組」で続けるものなのです。

節約したお金は積み立て投資

「目的」を見失わないことも節約生活を長続きさせる秘訣です。

私の節約の目的は「教育資金」「老後資金」を作る事です。

この目的のために、「投資で増やすために積み立てるお金」はしっかりと確保しながら、「生活防衛資金」としてある程度の現金貯金を持ちつつも、旅行などの特別費用にも分配するなど、楽しみながら節約生活を続けることができています。

2021年からは、2024年に終わってしまうジュニアNISA分の投資にも力を入れるため、更なる節約にもチャレンジしてきました。

節約したお金は、利用用途や利用時期に応じて、投資で増やすという方法を取り入れることで、資産額を大きく増やしていく事が可能です。

しょう君のママ
しょう君のママ

楽しい節約生活を続けながら、かしこくお金を増やせるママを目指しましょう♪

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