【食費×4人家族】リアル家計簿大公開!小学生2人・4人分の食費を5万円以内に収める節約術

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しょう君のママ
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上手にやりくりできると、節約効果が大きい「食費」

世間の平均的な食費は?そして我が家のリアルな家計簿も公開してみます

「うちの食費って多いのかな?」「子供が大きくなってきて、食費がかさみだしたな、、、」

そんな時ふと、他の家庭ではどのくらい食費がかかっているのか気になったりしますよね。

子供の養育費の中では「食費」が1番大きなウェイトを占めるので、2人の小学生男子を育てる4人家族の我が家も、いよいよ肌感覚的に食費がかさんでいることが気になり始めました。

養育費の内訳などのデータはこちら >

そこで、2021年からはしっかりと家計簿をつけ始め、家族4人の食費に対して真剣に向き合ってきました。

今回は、我が家のリアルな食費の家計簿の公開と、総務省の統計データから見た4人家族の食費の平均、また、収入から算出する適正な食費の予算計算方法、食費の節約方法まで、食費にまつわるあれこれをご紹介します。

この記事でわかる事・役に立つこと
  • 日本の4人家族における食費の平均金額(自分の食費と比べてみよう!)
  • リアルな他人の家庭の食費事情(小学生男子2人の4人家族の例)
  • 収入に対する食費の目安金額の計算方法
  • 4人家族の食費を抑えるアイデア

食費は4人家族でどのくらいが平均的?

まず初めに、総務省のデータより、夫婦と2人の子供の4人家族の食費の平均をご紹介します。

1か月の食費の合計は78,898円

内訳は下記の通りです。

項目金額
穀類6,863円
魚介類4,217円
肉類8,694円
乳卵類4,445円
野菜・海藻7,868円
果物2,135円
油脂・調味料3,684円
菓子類7,520円
調理食品9,662円
飲料4,961円
酒類1,979円
外食16,871円
合計78,898円
出典:政府統計総合窓口「e-Stat」内資料より

菓子類って、主食代よりも高いのね!お惣菜なんかの調理食品も、外食に次いで高額だわ!

上記はあくまですべての平均額なので、ぜひご自身の食費とこの金額に照らし合わせてみてくださいね。

食費を見直す重要性と必要性

冒頭でも触れましたが、「食費」は子供の養育費の中で1番大きなウェイトを占める費用です。

子供が2人いる4人家族の家庭では、子供の成長に伴って食費もどんどん膨れ上がってきます。

ちなみに、各学区区分別の子供1人にかかる食費の内訳は下記の通りです。

区分1人当たりのひと月の食費
未就園児13,865.5円
幼稚園児18,718.9円
小学生23,191.1円
中学生29,721.9円
出典:内閣府政策統括官(共生社会政策担当)「インターネットによる子育て費用に関する調査」より

小中学生になると、子供が2人分だけで5、6万円の食費がかかっているということになります。

世帯主の年代別の食費の調査結果では、45 ~ 49歳が89,627円、50 ~ 54歳が92,206円、55 ~ 59歳が103,888円と、親の年代が上がり、子供の年齢が上がるごとに家庭の食費が高くなる傾向にあります。

食費の節約は、イコール養育費の節約にもつながるということです。

4人家族の我が家のリアル家計簿公開!

続いて我が家の食費の家計簿です。

2021年1月から家計簿をつけ始めました。

節約を始める前の1月と、節約をし始めて3か月後の4月家計簿を比較してみます。

内訳は下記の通りです。

項目金額2021年1月【節約前】2021年4月【節約後】
穀類6,863円8,236円7,132円
魚介類4,217円3,879円3,163円
肉類8,694円12,645円7,215円
乳卵類4,445円7,512円6,002円
野菜・海藻7,868円9,478円6,254円
果物2,135円3,248円1,987円
油脂・調味料3,684円2,598円2,798円
菓子類7,520円15,963円1,256円
調理食品9,662円18,645円2,458円
飲料4,961円6,879円1,280円
酒類1,979円0円0円
外食16,871円38,459円5,890円
合計78,898円134,944円48,233円

節約を意識的に頑張った項目は、平均額よりも明らかに多く使いすぎていた「肉類」「菓子類」「調理食品」「飲料」「外食」です。

他の項目は全く意識せずに、この4項目だけをしっかり減らす工夫をしたことで、食費を半分以下に減らすことに成功しました。

家族4人の食費を節約するために行ったこと

食費の節約を始めて、「思ったよりケチケチする必要がない」と言うのが、正直な感想です。

1円単位でケチケチしてスーパーをはしごするような節約ではなく、費用が掛かりすぎている項目とその原因をつぶしていく手法をとったことで、ストレスなく大きな節約に成功しました。

お菓子をやめた

まず初めに行ったことは「お菓子買わない宣言」

夫と家計簿を共有して、お菓子代がどれだけかかっていたかを認識して、お菓子を辞めることを家族4人の共通認識にしました。

子供も結構大きくなって、お菓子を食べる量も増えていたため、お菓子を別物に置き換えるということにしました。

お菓子の代わりにした食品
  • おにぎり
  • パン
  • ミックスナッツ
  • バナナ
  • ゆで卵
  • フルーツグラノーラ
  • ヨーグルト

これらは家に常にストックしておくようにして、お腹がすいたらお腹いっぱい食べていいいというルールを設けました。

お菓子って、ただ習慣的に買っていただけだったんだなと、改めて認識。

お菓子を他の食品に置き換えても、特にストレスを感じたり困ることもなく、子供からのブーイングもありませんでした。

それに、節約だけでなく、様々ないいことが起こりました。

お菓子をやめてよかったこと
  • お菓子代にかかっていた費用が大きく節約できた
  • 肌の調子が良くなった
  • 体重が減った
  • お菓子をストックしていたスペースが空いて、収納スペースが増えた
  • 買い物時間が短くなった
  • おやつの代わりの食品をお腹いっぱい食べることで、夕食の量が減った

コープさんをやめた

我が家では子供が0歳の時から、阪急キッチンエールやコープさんなどの食品宅配サービスを利用してきました。

玄関先まで運んでくれるのが便利で、ついつい割高だと分かっていても、注文してしまいます。

毎週10000円~15000円分の買い物をしていたため、コープさんの支払いだけで5,6万円はかかっていました。

コープさんで私がよく利用していたのは、食材を切ったり調理の下準備をしてくれているミールキットや、骨とりや衣つけ済みで、焼いたり揚げたりするだけで食卓に出せる、下調理済みの食材です。

こういった食材を利用するメリットは、調理時間を短縮できることですが、その分どうしても割高でした。

食品宅配サービスのメリットデメリット

下記は、私が実際に食品の宅配サービスを8年間利用して感じたメリットとデメリットです。

項目メリットデメリット
玄関先まで宅配重たいものや、子供が小さく買い物が大変な時には有難い費用が掛かる
ミールキット手間なく時短調理ができる量が少なく、費用が割高
下処理済み食材手間なく時短調理ができる量が少なく、費用が割高
商品宅配限定品や、全国取り寄せ企画など、スーパーで手に入りにくいものも手に入る全体的に割高傾向
週1回の宅配定期的に来るので食材を切らす心配がない注文した商品を忘れたり、宅配に間に合わず買いに行くことになるときもある
カタログ注文自宅でゆっくり選ぶことができる毎週カタログを見るのに、多くの時間を費やしていた

分かってはいたものの、「割高」であることが最大のデメリットでした。

子供が小さく買う食品の量が少なかった時よりも、子供が大きくなり、大量の食品を買うようになってからは、割高な費用が家計を圧迫してきました。

思い切って便利さを手放すことで、かなり大きな経済効果を得られました。

業務スーパーとドン・キホーテでまとめ買いを始めた

コープさんをやめてからは、車で20分ほどの業務スーパー、車で30分ほどのMEGAドン・キホーテで月に2回ほどのまとめ買いをするようにしました。

1回の買い物の費用は12000~18000円程度で、月に3万円弱くらいは業務スーパーでの買い物です。

キロ単位の食材がそろっているので、食べ盛りの子供がいる家庭にとって有難い!

同じ食品でも、今まで頼んでいたコープさんと比較しても、3分の2程度の金額で手に入りました。

業務スーパーで私が愛用している商品
  • 野菜 大ロットで割安なものをチョイスして購入 キャベツの大玉100円など
  • 肉類 グラム38円の鶏むね肉や、グラム78円の豚肉の切り落としなどをキロ単位で大量買い
  • 冷凍食品 冷凍野菜や衣つけ済みの食品、冷凍うどんなど 安くて大入り
  • 乳卵類 卵や乳製品も普通のスーパーよりもお買い得です
  • 豆腐・納豆 豆腐1丁19円、納豆48円など

とにかく安い業務スーパーとドン・キホーテ!

かご2つ山盛りの商品を購入しても2万円には達しません。

大量買いを月2くらいして、お肉などを冷凍して使いまわし、鮮魚や足りなくなった食材だけを近所のスーパーで買い足すスタイルにしたところ、大きな節約になりました。

買い物の回数は少ないほど、無駄なものを買わなくて済み、家にある材料だけで食事を作る工夫で、家庭内の食品ロスもなくせます。

水筒を持ち歩くことを新習慣に

我が家で、地味にお金を消費していたのが「飲料」。

節約を意識する前は、出かけたときなどすぐにコンビニに立ち寄ったり、カフェに行ってお茶をしたりしていました。

これを実際に計算してみたところ、7000円近い費用が掛かっていたことに驚きました。

これを機に、家族で出かけるとき、仕事に行くとき、常に水筒を持ち歩くようにしました。

お茶の水筒と、コーヒーの水筒の2本持ちをすることで、カフェに行く回数も大幅カットに成功!

飲み物代って、「ラテマネー」と言われるように、本当に地味に家計を圧迫しています。

私のお気に入りの水筒は「スタンレー」シリーズ。保温力がすごくて、真冬のお出かけでも、朝入れた熱々コーヒーが、帰宅後も熱々!

安い食品を使った定番レシピを生み出した

業務スーパーで手に入れた割安食材を使って、定番レシピを考案しました。

もやし・豆腐・鶏むね肉・ひき肉・卵など、価格が安く安定していて、栄養価の高い食べ物を使った節約レシピのレパートリーを持つことで、ミールキットに頼らずに楽に調理ができるようになり、節約効果も最大に!

冷凍レシピや、作り置きおかずなどの組み合わせで、大変だった4人分の食事作りも、かなり時短で、お安く作れるようになりました。

料理って、こだわって時間をかけて作っても、家族の満足度が高いとは限らないのよね、、、、。

簡単でも、家族がお気に入りの料理を出す方が喜ばれるので、我が家では簡単で美味しくて安いレシピを定番料理にして、毎週のように出しているわ♪

美味しい、簡単、安いって最高ね!我が家もそんなレシピを考案してみようかしら?

大人の食事は1日2回に

食費の節約と同時に、夫婦で「16時間断食ダイエット」を始めました。16時間何も食べないことで、「オートファジー効果」を期待するダイエットです。

私と夫が食事していい時間は、11時から19時までと決めました。

11時過ぎにお昼ご飯を食べて、18時に夕食という生活なので、1日2食+おやつです。

日本でも明治時代までは1日2食でしたし、ヨーロッパでは現在も2食がスタンダード。3食絶対食べないといけないというルールはありません。

食事の回数を減らすと、単純に食費も体重も減ります。

外食を月1回に減らした

我が家では、習い事で遅くなった時、疲れているときなど、「ちょこちょこ外食」が本当に多かった!

特別な外食ではなく、ファーストフードやファミレスなど、「料理を作るのがめんどくさい」という理由で、本当にちょこちょこ週2回以上外食していました。

子供が大人の1人前を食べるようになって、牛丼チェーン店でも3000円くらいかかるようになったので、こういったちょこちょこ外食を見直しました。

外食をやめるために工夫したこと
  • 外食はご褒美やお祝いなどの「特別な行事」扱いに変更
  • 時間に関係なく、食事を食べてから出かける
  • おにぎりやサンドイッチなどの簡単なお弁当を持って行く
  • 習い事の日はい事前に簡単に食べれる食事を用意してから出かける
  • 食事をみんなで作ることを休日のイベントとして楽しむ

我が家ではこのような食費の節約方法で、月13万円台から、月5万円以内に食費を収められるようになりました。

その他の節約アイデアは、こちらでご紹介しています!

4人家族の予算の決め方

ここまで、世間の一般的な4人家族の食費の平均と、我が家の4人家族の食費のリアルな数字を見ていただきました。

とはいっても、それぞれの家族の子供の人数や学年、性別、食べ物の好き嫌いやライフスタイルによって、掛けられる食費や、節約できる部分も異なってくると思います。

上記はあくまでサンプルです。

そこで、自分に合った食費の予算の立て方もご紹介します。

平均金額を元にした予算

1つ目の方法は、一旦平均金額の78,898円と、その内訳をなぞってそのまま予算にする方法です。

算出してみて、この平均値以内に収まっていればOK、この金額を超えている場合は節約するというシンプルなルールです。

我が家は、最初この平均金額を基準にし、この78,898円を「上限」と位置付けて、これよりももっと費用を下げられるように工夫しはじめました。

そして、この金額を切れるようになってからは、「月5万円」を食費の予算とすることに決まました。

エンゲル係数から算出

「エンゲル係数」とは収入に占める食費の割合のことです。

一般的に、手取り収入の15%~20%程度が適切なエンゲル係数と言われていますので、この金額を食費の予算として考える方法です。

手取り月収食費の月額目安
20万円3~4万円
25万円3.75~5万円
30万円4.5~6万円
35万円5.25~7万円
40万円6~8万円
50万円7.5~10万円
60万円9~12万円
70万円10.5~14万円
80万円12~16万円
90万円13.5~18万円
100万円15~20万万円
エンゲル係数15%~20%

逆に、現在の食費がエンゲル係数20%を上回っているような場合には、見直しが必要と言うことです。

「エンゲル係数」、食費の予算決めの参考になる数値ね!

他の支出を計算してから食費の予算を出す

最後の方法は、収入から貯蓄や必要な生活費を引いていき、最終的に残ったお金を食費の予算に充てる方法です。

食費をケチりたくない、食費に使えるマックスの金額を知りたい、こういう方におすすめな食費の算出方法です。

いずれの方法をとるにしても、1度はきちんと家計の状態を把握するために、家計簿をつける必要があります。

家計簿をつけると、それだけで節約効果があります。費用の実態を見ることで、無駄を意識しやすいからです。家計簿をつけ始めて、我が家では夫が禁煙に成功しました!

家計簿は、アプリで簡単につけると時短になるのでおすすめです!

4人家族1週間の食費予算を意識しよう

予算が決まったら、その予算を週で割って、1週間の予算に落とし込みましょう。

買い物の回数も、できるだけ週1回程度に抑え、週ごとに予算を守れているか意識すると、大きく予算オーバーすることを防ぐことができます。

「月8万円まで」よりも「週2万円」の方が、ずっと管理がしやすくなります。

確かに、1週間で食費の予算が決まっている方が、買い物がしやすいわね!使いすぎたかもすぐわかるし

と言うことで、4人家族の平均金額と予算の決め方、節約のアイデア集でした♪

食費の節約で浮いたお金は、ぜひ投資に回して教育資金作りを始めましょう!

しょう君のママ
しょう君のママ

今後も、楽しくお金の勉強していきましょう♡

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