実録ママ友事件簿｜人を不快にする絶対にやってはいけない節約術

節約が大好きな筆者ですが、節約の中でも「やってはいけない節約」というのは存在すると思います。

それは、その節約で誰かに金銭的負担を押し付けたり、迷惑をかける事です。

今回は、筆者が数年前に体験した、ケチすぎるママ友の節約に巻き込まれた事件をご紹介します。

交通費を節約してくるママ友

車に乗り合わせて出かける事って、たまにあると思います。

そういう時、ガソリン代や高速代はどうしていますか？

長距離車に乗せてもらう場合は、全額か大目に払うという人も多いと思います。

今回のママ友との事件は、そんな車での旅行で起こりました。

なんとそのママ友は、折半にもならないような金額の支払いで家族旅行を楽しんだのです！

そんな人として絶対にやってはいけない節約術、どんな手口だったのかをご紹介します。

遠慮が無さ過ぎるママ友夫婦に嫌な予感

数年前、当時の我が家の8人乗りの車で、関西から九州までの旅行を2家族で行く事にしました。

運転の9割は私の夫、ママ友の旦那さんが運転を変わったのは片道12時間ほどかかるところ、たった1回3時間ほどでした！

運転に対する負担も、少し気になってはいました。

そして、後部座席に座ったママ友夫婦は、騒ぐ子供たちの世話も放棄して爆睡、、、。

遠慮のない関係だったからこそ、一緒に旅行に出かけたものの、相手夫婦のあまりの遠慮のなさに驚き、少し嫌な予感はしました。

九州までにかかった車代は？

それでも、実際自分の家族だけなら9万円近い交通費がかかる九州旅行に、半額で行けるからお得だと割り切ってはいました。

何も取り決めてはいなかったので、とりあえず全ての車代は私たちが支払って後から清算しようと思っていましたが、ママ友も、ETCを通るときなどは金額をチェックしてスマホにメモをしていたようなので、少し多めにカンパしてくれるかもしれないという淡い期待も抱いていました。

そして実際にかかった車代は下記のような感じでした。

車にも乗せてもらって、運転も任せきりだったんでしょ？だったら私なら、5、6万は少なくても払おうと思うかな？

ママ友が払った金額と迷惑節約の手口

帰りの車の中、ママ友に封筒を渡されました。

「これ車代、運転とかいろいろありがとうね！」

ねぎらいの言葉と共に、封筒にしっかり封がしてあったことと、少し厚みがあるのがわかったので、その場では確認せずにお金を受け取りました。

”きっと少し多めにお金を包んでくれてるはず”

と思い込んでいたので、確認しないままママ友一家を家まで送り届けて別れたのが間違いでした。

そして、私も帰宅後はバタバタしていたため、カードで払ったガソリン代やETCの請求が来たタイミングで、その封筒のことを思い出して開封することになったのです。

1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、、、、。

6枚のお札が入っていると思ったら、1万円札が1枚と1000円札が5枚の、計15000円！

これにはさすがに驚いて旦那にも報告しましたが、もう旅行から1か月以上たっていたうえに、車代として受け取ってしまっていたため、改めて交通費の清算の話もできずに泣き寝入りでした。

これはさすがにひどい！人として絶対やってはいけない節約だわ！

絶対にやってはいけない節約術

片道の高速代にもならないほぼただのような金額で、しかも運転もほとんどせずに九州旅行を楽しんだママ友側からすると、かなりお得でコスパの高い節約旅行だったことでしょう。

でもこの節約は私たち家族に金銭的負担を押し付けただけの、人としてやってはいけない最低の節約術です。

今回の例は、金額が大きかったので特殊に思うかもしれませんが、もっと些細で細かい負担を押し付けるような、セコイ節約をするママ友って、実は結構いるものです。

たとえば、

• 自分の家には呼ばないのに相手の家ばかりに行こうとする
• お菓子など手土産は持参せずに相手の家のものを遠慮なく食べる
• ちょっとした距離でもいつも車に同乗してくる
• 自分は車を出さないのに一緒に遠出をしたがる
• コストコなど会員制スーパーなどに非会員なのに行きたがる
• 子供をしょっちゅう預けてきて、自分は出かけている
• 自分の家以外でホームパーティーをしたがる
• 同じ習い事だからと子供の送迎を押し付けてくる

このようなことです。

こういうママ友、周りにいませんか？

もしくは自分がやってしまっている事ってありませんか？

悪気はなかったとしても、”自分の家が賃貸で狭いから、ママ友の家にしか行かない”というのも、相手にとったらとても迷惑になっているかもしれません。

意図せず自分が加害者になって、相手にとったらすごく迷惑な負担をかけているかもしれないわね！

節約をして、賢くお金を使わずに楽しんだり、お金を貯めていく事はとても大事なことです。

私も生活の中で、「ドケチ節約」を実践中ですが、「人に迷惑をかける」ことはもちろん論外です。

人と居るときや、相手に対してはケチらない、自分の生活の中で節約をやりくりするのが、本来の正しい節約術ではないでしょうか。

しょう君のママ

人に迷惑を顧みない節約さんとは、関わらないようにしたいものですね！