無料（タダ）より高いものはない？楽天モバイルの無料にはやっぱり落とし穴がある！？
契約してから無料にならないトラブルを回避するために、ぜひご参考に！
「1日に7000人のペースで楽天モバイルのユーザーが増えている」
2021年1月28日の楽天市場の出店者向けオンラインイベントで、三木谷浩史会長兼CEOが語っていたところによると、楽天モバイルユーザーは月21万人のペースで増えていることになります。
それだけ多くの人を楽天モバイルが引きつける理由は、なんといってもその「無料」の破壊力ではないでしょうか？
日本に数多く存在する通信系サービスの中でも、スマホ端末から月額料金まで、無料で持てるのは楽天モバイル以外にはありません！
楽天モバイルって、そんなに色んなことが無料になるの？まさか、スマホ端末まで無料で持てるなんて！
この記事では、楽天モバイルの無料の内容についてのご紹介と、無料にならない可能性がある注意点について解説します。
ぜひ楽天モバイルの無料プランをお得に活用して、固定費削減、かしこい家計運用を目指しましょう♪
- 楽天モバイルの「無料」キャンペーンの内容がわかる
- 楽天モバイルの無料に踊らされて損をしない知識が身に付く
- 無料の条件から外れて損をしない予備知識が得られる
- 楽天モバイルの無料を上手に活用して固定費の削減ができる
楽天モバイルの「無料」はこんなにいっぱい！
結論から行きましょう、利用者が爆増の楽天モバイルではなんと、以下がぜーんぶ無料なのです！
- 使いたい放題のプラン料金新しい無料キャンペーン
- １GB以下の月額料金が無料
- アプリ通話も無料
- テザリングも無料
- スマホ端末も実質無料
- 楽天ひかりも1年間無料
- 解約縛りなし、解約料無料
- ５G通信無料
- 事務手数料無料
- キャリアメール無料（予2021年夏ごろ開始定）
そんな盛りだくさんの無料ポイントですが、適応になるための条件や注意点などがあるので、損をしないようにここからは詳しくそのポイントを解説していきたいと思います。
楽天モバイルの新しい無料キャンペーン
楽天モバイルでは、新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が1年間無料で利用できるキャンペーンの受付を、2021年4月7日に終了しました。
「1年間無料」と言うことで、締め切り間近に多くの人が殺到して、コールセンターが繋がらなかったり、店舗の予約が取れずに諦めた人もいたのではないでしょうか？
楽天モバイルの1年間プラン料金無料のキャンペーンに間に合わなかったから、もう楽天モバイルはやめようかなっと思って、、、
実は、1年間無料キャンペーン終了後の2021年4月8日からは、「3ヶ月無料」と言うキャンペーンが新たに実施されています。
期間が短くなったものの、3か月間は無制限の使いたい放題が無料です。
楽天モバイルの無料期間終了後はどうなる？
現在1年無料のキャンペーン適用中の人も、これから3か月無料のキャンペーンで申し込みを考えている人も、気になるのは無料期間が終了後のことではないでしょうか？
楽天モバイルは、無料期間が終了した後でも、使い方によってはずっと月額料金無料でスマホを持つことができます。
楽天モバイルは1GBまでなら月額料金が永遠に無料
新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の特徴は、1つのプランで利用データ量に応じた料金請求となることです。
NTTドコモの「ahamo」、ソフトバンクの「SoftBank on LINE」、KDDIの「povo」がそろって2980円という価格設定をしたことで、楽天モバイルの前プラン「Rakuten UN-LIMIT V」と並び、3キャリアに乗り換えを考えた人もいると思います。
それを回避すべく打ち出したのが「使った分だけ請求する」という、この画期的な料金体系だったのです。
通信容量を気にせずに無限に活用すれば、大手3キャリアと同価格の費用が掛かりますが、使用量を1GB以下に抑えれば、ずっと無料で回線を使用できます。
さすがに、他のキャリアで「無料」にかなうところはないわね！
私、家ではwi-fiだし、外でスマホを使うことがあんまりないから、ずっと無料で持てそうだわ！
スマホをあまり使わない人も、マックス活用したい人も、誰にとってもお得に使えるのが、楽天モバイルの新プランの魅力です。
楽天モバイルはスマホ端末も実質無料で手に入る
とはいえ、携帯会社を乗り換えるとなると、端末を買い替える必要がある場合もあり、さすがに初期費用が無料では済みませんよね。
ところが楽天モバイルは、事務手数料も無料・スマホ端末も実質無料で提供しています！
楽天モバイルの無料端末
楽天モバイルでは、オリジナルのモバイル端末を実質無料で提供しています。
実質と言うのは、「ポイント還元」という形で、ポイントと差し引いて0円になるということです。
現在ポイント還元で実質無料になるスマホは2種類。
「Rakuten Mini」と「Rakuten Hand」です。どちらも製品価格よりも、還元されるポイントの方が高くなっています。
| 機種 | 本体価格 | ポイント還元 | 差額 |
|---|---|---|---|
| Rakuten Mini | 1円 | 5,000円相当 | ＋4,999円相当 |
| Rakuten Hand | 20,000円 | 24,999円相当 | ＋4,999円相当 |
「Rakuten Mini」に至っては、製品価格が1円です。※2021年5月12日現在 在庫切れとなっているようです
楽天ひかりもセットで1年無料
実は、楽天モバイルのもうひとつすごい無料が、「楽天ひかり」。
楽天ひかりと楽天モバイルを両方申し込むと、「楽天ひかりが1年無料」というすごいキャンペーンを実施しています！
2年目からはもちろん月額使用料はかかりますが、それでも1年間無料で光通信を利用できるのは、大きな経済効果です。
| 住居タイプ | 月額料金（税込） | 1年間で得する金額 |
|---|---|---|
| マンションプラン（集合住宅） | 4,180円 | 50,160円 |
| ファミリープラン（戸建） | 5,280円 | 63,360円 |
スマホとネット回線、両方の固定費の見直しを考えている人にとっては、どっちも無料だなんてまさに神プラン！
実は楽天モバイルが無料にならない落とし穴
ここまで、楽天モバイルの素晴らしい無料についてご説明してきましたが、実は人によってはこの無料の恩恵にあずかれないケースがあります。
せっかく契約したのに、無料にならないなんてもったいない！
と言うことで、無料にならない失敗を防ぐ注意点を3つご紹介します。
1アカウント（1人）、1回線、1回以降は無料にならない
3か月無料キャンペーンや、１GB以下の通信料が無料のプラン料金も、実は1アカウント（1人）1回線、1回だけが使用のルールです。
例えば、楽天モバイルを1度申し込んで解約してからもう一度契約しても、2回目とカウントされるので、無料にはなりません。
無料期間無しの月額料金1,078円からのプラン料金スタートです。
1名義で2回線目以降も同様です。
夫のアカウント名義で、私と子供の分のスマホを契約しているの。この場合はどうなるのかしら？
楽天モバイルには「利用者登録」という制度があって、1つのアカウントで2台目以降の回線契約ができますが、これを利用すると2台目扱いになります。
「名義変更（譲渡）手続き」を行い、1人1アカウントにすることで、2代目以降も無料の対象になります。
通話はアプリ経由じゃないと無料にならない
「通話無料」のはずの楽天モバイル。
なぜか、夫のスマホ代が8,000円以上の請求されました！
「無料のはずなのに、どうなってるの～！」と大パニックでしたが、よくよく夫に確かめると「Rakuten Linkアプリ」を使わずに通話をしていたようです！
完全に私の夫の落ち度ですが、このような理由で無料になるはずの楽天モバイルが無料にならないという悲劇が起こります。
くれぐれも、電話を掛ける際には「Rakuten Linkアプリ」を使いましょう。
楽天ポイントは使わないと無料にならない
楽天モバイル端末を無料で購入を予定している方への注意です。
楽天モバイル端末が実質無料になる仕組みは「ポイント還元」です。
このポイントは、楽天ポイントを普段から活用している人であれば問題ないのですが、「ポイント有効期限」があり、最後にポイントを獲得した月を含めた1年間です。
1年以内に獲得したポイントを使い切るか、1年以内に新たにポイントを獲得する必要があります。
ポイントを使わないまま失効させてしまうと、実質無料になりません。
普段、楽天ポイントを使っていない人は要注意です！これを機に、楽天経済圏のポイ活を始めてみるのもおすすめです
楽天がモバイルを無料にできる理由
注意点はあるものの、基本的には無料でお得な楽天モバイル。
なぜ、楽天はこんな全く儲からなさそうなプラン展開をできるのでしょうか？気になりませんか？
確かに、こんな無料のプランを打ち出して、楽天はどうやって利益を得るのかしら？
楽天が、他のキャリアと異なる点、それは「携帯事業がメインではない」と言うことです。
「楽天市場」「楽天証券」「楽天銀行」に始まり、保険やファッション、車検やトラベルまで、幅広く事業展開しています。
楽天モバイルを無料で提供するのは、楽天経済圏に引き込む「撒餌」とも言えます。
楽天モバイルを無料で契約することで、還元されたポイントを楽天サービスで使うことをきっかけに、楽天経済圏に人が流れ込めば、携帯事業が赤字であっても、他の事業で利益が出るということですね。
ちなみに、楽天がモバイル事業単体で黒字化するには700万回線の契約が必要とのこと。それまでは巨額の赤字！
とてもじゃないですが、通信を主事業にする他のキャリアにまねできるプランではないですね！
楽天モバイル無料の裏で、楽天経済圏が密かに改悪
楽天経済圏でポイントを貯めていた人にとって、悲報と言わざるを得ない改悪が密かに行われてきました。
SPUのポイントアップを廃止したり、条件を厳しくしたり、手数料を上げるなどで、楽天モバイルの赤字分の補填を図っているようです。
- 楽天ラクマの販売手数料が商品価格の3.5％（税抜）から6.0%（税抜）に引き上げ
- 楽天銀行法人ビジネス口座のATM手数料、パスワード再発行手数料が有料化
- 楽天TVがSPU対象外になった
- 楽天ゴールドカードSUP率4％ポイント還元から 2%ポイント還元に引き下げ
- 楽天ペイのポイント付与率楽天カードは1％引き下げ、他社カードはポイント付与廃止
- 楽天マガジン利用料のポイント付与が廃止
- 楽天お買い物マラソンの上限ポイントが1万ポイントから7千ポイントに引き下げ
- SPUのポイント最大16倍が15.5倍に引き下げ
- 公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントが1％から0.2％に引き下げ
- 楽天でんきがSPU対象外に
楽天経済圏をやめたくなるような改悪ばかり！改悪の理由は言及されてはいませんが、やはり楽天モバイル無料の影響が大きいと思います
まとめ：楽天モバイルの無料を利用しないほうが損！？
楽天モバイルは「無料」でこんなに多くのサービスを提供しています。
- 使いたい放題のプラン料金無料キャンペーン
- １GB以下の月額料金が無料
- アプリ通話も無料
- テザリングも無料
- スマホ端末も実質無料
- 楽天ひかりも1年間無料
- 解約縛りなし、解約料無料
- ５G通信無料
- 事務手数料無料
- キャリアメール無料（予2021年夏ごろ開始定）
その裏では、これらの無料を支えるためのしわ寄せとして他のサービスをひそかに改悪しています。
逆に言えば、楽天の事業の中で楽天モバイルがそれだけお得なサービスだといえますね。
楽天経済圏で楽天ポイントを利用しているなら、むしろ楽天モバイルを利用しないことが一番損をするということです。
最近では、iPhoneを半額で持てるプログラムも始めたり、ますますモバイル事業ばかりがお得になっている楽天経済圏。
ぜひ、うまく活用して固定費を抑えて家計に潤いを！
♡楽天モバイルの無料、上手にお付き合いして家計の最適化を♡
コメント