ラン活なんてばかばかしいほどくだらない!一体いつから始まったの?!2人のラン活を終えて思う、絶対に後悔しないラン活とは?

体験談・レビュー
しょう君のママ
しょう君のママ

関西弁で言うと「あほらしい」ってやつです。

すみません!今日はいつになく毒舌で本音を語らせてください!

2019年に長男、2021年に次男がピカピカのランドセルで小学校に入学しました。

長男と次男、2人のランドセル購入活動(通称ラン活)を終えて、私が痛烈に物申したい事を、本音で書き綴りたいと思います。

「ばかばかしいほどくだらない」

というランドセル業界を敵に回すような強烈なタイトルでもお分かりの通り、ラン活にはアンチなので、下記の様な人はこの記事はぜひスルーしてください。

こんな人は絶対に読まないでください
  • 「ラン活」に命を懸けている、絶対によその子よりもいいものを持たせたい
  • 値段が高い=高品質だという価値観は絶対だと思っている
  • これから始まる「ラン活」を存分のに楽しみたいと思っている

ラン活アンチとまではいかないけど、なんだか年々ランドセル買うのが早くなってきて気疲れするわ、、、

ランドセルっていつからこんなに高いものになったの?おじいちゃんおばあちゃんからお断りされちゃって困ってるの

ラン活に少し疲れた人や、疑問に思っている人、ランドセル価格の高騰で家計がつらい人、そんな人のために、ラン活アンチ派の私のリアルラン活の紹介や、広告関係の専門家として「ラン活の正体」について解説したいと思います。

そして、きちんと学校の通学カバンとして機能する安くて良質なランドセルも紹介し、ラン活をばかばかしく思っている人のお困りごとを丸っと解決したいと思います!

私は、息子2人とも2万円以下のランドセルを買いました!小3になる長男のランドセルは、まだまだキレイでどこも傷んでいませんよ^^

これからラン活を迎える皆さんには、ラン活で後悔しないよう、ご自身やお子さんが満足できるランドセルを購入できるよう、この情報が少しでも役に立てたら幸いです。

3万円以下で買えるランドセルをお探しの方は、こちらの記事もどうぞ♪

ばかばかしい「ラン活」とは、いつから始まったの?

「ラン活」とはいつから始まったのでしょうか?不思議ですね、、、、

私たちの子供のころには「ラン活」なんていう概念はなかったはずです。

昨今のラン活とは、年中さんになったら始まるようで、私の長男が年長になってランドセルを探し始めたころには、一つ下の学年の親たちがラン活ラン活とばかみたいに騒いでいました。

年中の子を持つママ友たちは、せっせと展示会などに足を運んでいたようで、年中の終わりにはオーダーの予約をしている人もちらほら。

年長児を持つ私よりも先にランドセルを購入していたくらいです(笑)

私も長女の時は、年中さんになったら早速ママ友たちとラン活を始めたわよ!

大学で広告学やマーケティングを専攻し、マーケティングに関わる仕事をしている私から見ると、ラン活とはただの「広告戦略」です。

ところが、周りのママ友たちが右往左往しながら、ああでもないこうでもないと、いろんな情報を交換し合う、その中でかなりの居心地の悪さを感じながら口をつぐんでいました。

ラン活って、、、ランドセルはただのカバンですよ?

その時は、気を遣って言えませんでしたが、今なら声を大にして言いたいです。

「ラン活なんて、ばかばかしいほどくだらない!」

だって、ランドセルってただのカバンですよ?

その、ただのカバンをいかに高く売るための付加価値をつけるか?顧客の購買意欲をどう高めるか、これがマーケティングなのです。

いつから始まったのかもよくわからない、「ラン活」なんていう言葉に惑わされず、「通学カバンを買う」という冷静な視点を持って、ランドセル選びをしようと、私は終始思っていました。

「ラン活」とは、ランドセル業界の巧みなマーケティング

人気のメーカーやシリーズの新作デザイン、新機能、そんなに毎年毎年大きく製品が改良されるわけもなく、新作を買う必要はありませんが、なぜか「2023年のランドセル」みたいな売り出し方をされているので、皆急いで最新のものを買わなくては、いいものがなくなってしまうような錯覚に陥ってしまうのです。

マーケティングの観点から

ラン活には【バンドワゴン効果】【スノップ効果】という、マーケティングでは多用される行動心理学の効果がうまく使われています。

流行を追いたくなったり、行列のできる店に並びたくなる、皆がやっているとそうしたくなる【バンドワゴン効果】と、数量限定で急がないとなくなってしまう、という希少性で後押しをする【スノップ効果】。

この2つの行動心理への働きによって、人は戦略的に行動させられてしまうのです。

ラン活とは少子化であえぐランドセル業界の祖父母戦略

ランドセルの価格は年々高騰しています。

物価が上がっているとか、材料が高騰しているとか、多少なりとも影響はあると思いますが、実際はそこまでの価格への影響はないと思います。

それなのに、百貨店のランドセルは10万円越えがスタンダードです。

今は、少子化で1人の子供に父母と両祖父母、6人の大人がお金を出せる家庭も多くなっています。

ランドセル業界では売り上げを保つために、販売数が必然的に減っていくので、値段を高騰させる必要があるのです。

特に、高級な百貨店は、祖父母世代をターゲットにしてかなり強気な値段設定と戦略を打ち出しています。

長男の初めてのラン活は、意図せずスタート

幼稚園で描いた敬老の日の絵画が百貨店の特設会場飾られ、祖父母と見に来たらお菓子がもらえるという催しがありました。

祖父母を連れて、長男の描いた絵画を見に行ったところ、絵画コーナーの横はランドセル特設コーナーでした。

まんまとおびき寄せられ(笑)、ランドセルの試着をして帰ってきました。

ラン活の最大の敵は「ママ友」との競争心理

幼稚園の送迎のひと時や、ママ友の集まるランチ会、参観日など、ママたちが集まる場で誰かがラン活の話をし始めると、少なからず皆焦ってしまうものです。

長男の時の話です。

ある女の子のママが、年長の春に「うち、アナスイのランドセルを予約したの。15万円もして、娘ちゃんったら欲しがるもんだから~」と聞いてもいないのに価格までぺらぺらと話し出しました。

しかもこの話、園行事で会うたびに何度も何度も聞かされました、、、。

こういう事がきっかけで、皆さん焦ってラン活を始めるんだと思います。

そして最初に聞いた15万円の数字が基準となってしまったら最後、10万円でも安く感じてしまうのです。

これも一種の行動心理なのです。

女はマウンティングをしたい生き物と心得よ

「ねぇ、しょう君のママはどこのランドセル?いくらだった?」

そのママ友には、本当にしつこく聞かれました。

まだ買ってもいないし、値段まで放っておいてくれと思いながら

「うちはまだなんだ~」とスルーし続けていました。

彼女は「○○ちゃんはどこどこのいくらのランドセルだって~!」などと、いろんな子のランドセル事情を言って回っていました。

うちの園にもいたわよ、こういうママさん!でもなんか、ちょっといいものを買わなきゃ恥ずかしいような、妙に影響されちゃって、、、

要は「うちは、娘にアナスイのランドセルを買ったのよ、15万円よ、すごいでしょ!?」

こういうマウンティングを取りたいというだけの話です。

影響されるだけ損!ばかばかしいです!

かといって、インスタなんかでラン活を検索しちゃだめです!投稿しているのは、こういうこだわり派の「工房系で買うのが当然」「素材は革しかありえない」「春には注文が必須」のような情報のオンパレードです。

くだらない見栄の張り合いに参加しない

リアルママ友にしても、インスタ上にしても、こういうラン活マウンティングや、やたらこだわりの強い人の意見を真に受けて焦るのは、本当にばかばかしいということです。

賢いママなら、間違ってもこんなくだらない見栄の張り合いに参加するのはやめましょう。

ちなみに、私はランドセルを購入後、あのアナスイママにまたランドセルのことを聞かれました。

「うちは、ネットで2万円くらいのランドセル買ったよ。」

「うそ、ランドセルって2万円で買えないでしょ?みんな~、しょう君のママ、ネットで2万円のランドセルだって、、、うちは15万のアナスイ、、、、」

と、もちろん小ばかにされました。でも堂々とこう言い返しました。

「めっちゃ買い物上手でしょ?2万円なら乱暴な男子が壊しても笑えるし、15万使うなら自分のカバン買いたいわ(笑)」

周りにいたママさんたちは、

「しょう君のママ、めっちゃ買い物上手!確かに、15万円のカバンは自分が欲しいね~」

と同意してくれました。

アナスイママは悔しそうにしていたので、おそらく後でさんざん悪口を言われたと思いますが、くだらない見栄の張り合いには参加せず、自分の価値観を堂々と持っていればいいと思います。

ラン活をするにしてもしないにしても、ブレない自分の価値観をしっかり持つことが一番大事ね!

自分のスタンスを明確にしたことで、価値観の似たママが集まるようになり

「2万円のランドセルってどこで買ったの?」

と、聞かれ仲良くなったママもいます。

私の価値観では、子供に持たせるカバンで2万円もすれば十分立派なものだと思うのです。だって、荷物を入れるカバンですよ?

ちなみにアナスイのランドセルは15万円もしません、9万円台でした。

妙な見栄の張り合いって、本当にばかばかしくくだらないものですね。

ランドセルは子供の目線で選べばいい

ラン活の何がばかばかしくくだらないかと言うと「親の好み」「親のこだわり」「親の虚栄心」を満たす自己満だと思ってしまうからです。

※あくまで個人の見解です※

ランドセルは子供が使うものです。

主役は子供です!

子供にとって良いものを選ぶという点では、私もしっかりこだわってラン活しました。

2万円のカバンだって十分高価な買い物です。満足な買い物ができるように、下記のようなポイントでしっかりといい商品を選びました。

子供がデザインを気に入っているかどうか

ランドセルを6年間持つのは子供です。

だからこそ、子供が気に入って持てるものを選んであげたいですね!

我が家は2人とも男の子だったので、それぞれ「青のランドセルがいい」「黒のランドセルがいい」と色の指定だけしてきました。

女の子だったら、色だけでなく、花柄がいいとかリボンがいいとか、刺繍やデザインにもこだわりがあるかもしれません。

まずは、そういった子供の好みを丁寧にヒアリングしてあげることが大事だと思います。

確かに、子供が持つんだから、本人が気に入るかどうかが1番大事よね!

とにかく軽くて扱いやすいかどうか

子供のことを本当に大切に思うなら、ランドセルの「軽さ」「背負いやすさ」こそ一番こだわってあげるべきです。

まだ小さい我が子が毎日重たい教科書を詰めて、背負って何分も歩くのです。

少しでも軽いものを持たせてあげたいと思いませんか?

ただでさえ、重たいランドセルです。少しでも軽く、背中のクッション性で痛くなりにくいものを選んであげたいですね。

「牛革しかありえない」とお考えの方は、人工皮革より重く、手入れが必要だったり傷などが気になるような高価な牛革のランドセルは、本当に子供のためを思ってでしょうか?

「風合いがいい」「愛着がわく」などの理由は、子供ではなく購入する親の好みの問題である場合が多いのではないでしょうか?

丈夫で保証があるかどうか

ランドセルは子供が6年間使うものです。

雨の日も風の日も毎日使いますし、転んで擦ってしまったり、ふざけて投げたり乱暴に扱うこともあります。

考えたくはありませんが、いじめでいたずらされるケースも考えられます。

そういう物だからこそ、丈夫で傷つきにくいものだったり、万が一の場合は新しいものに取り換えてもらえるような保証がついているものを選びましょう。

高価で繊細なものだと「大事に扱いなさい!」と目くじらを立ててしまいそうですが、安くて丈夫なものだとおおらかでいられます。

親子ともども精神衛生的にも、丈夫さや保証は大事な要素です。

我が家が購入したランドセル

そんな我が家の3つの基準を完璧に満たし、尚且つ2万円以下で購入したランドセルを紹介します!

それぞれAmazonと楽天市場で購入しました。

長男に購入したランドセル

長男には、Amazonで「Coulomb(クーロン)」というメーカーのランドセルを選びました。

実際に購入した当時のモデルはもうないので、下記の商品は2021年モデルですが、このモデルを型落ちのセールで買ったため、購入した際は2万円を切っていました。

購入の決め手
  • 長男が希望した、ネイビーに茶色の縁取りのデザインだった
  • 重さも1250gと軽量タイプだった
  • 傷に強い人工皮革を使っていた
  • A4フラットファイルが入る大容量設計だった
  • 自動ロック式
  • 防水加工が施されていて、カバーまでついていた
  • 6年間保証がついている
  • 口コミ評価が高かった

実際に今小学3年生になって、日々乱暴に使い倒していますが、とても頑丈で、型崩れや汚れや破れなどありません。

本人もとても気に入って使っています。

「Coulomb(クーロン)」は女の子のかわいいデザインのランドセルもありますよ^^

「Coulomb(クーロン)」ランドセルを3年間使った使用感を写真付きでレビューしています。購入を検討されている方にはかなり役立つのではないかと思いますので、ぜひご覧ください!

次男に購入したランドセル

次男には、楽天市場で「ツバメランドセル」のこちらの黒いランドセルを購入しました。

購入の決め手
  • 次男が希望した、黒いランドセルだった
  • 重さも1240gと軽量タイプだった
  • 破れにくく汚れにも強い人工皮革ツバメファイバーを使用
  • 立体ベルトが肩への負担を和らげそうだった
  • A4フラットファイルが入る大容量設計だった
  • 自動ロック式
  • 防水加工されている
  • 6年間保証がついている
  • 口コミ評価が高かった

すごくおしゃれでかわいいランドセルです。次男はまだ使い始めたばかりですが、とても気に入って使っています。

長男よりも乱暴な次男なので、今後の傷や痛みについても追って報告できたらと思います。

ツバメランドセルも、かわいい女の子商品がそろっています。個人的に、女の子のランドセルにしては地味なカラーですが、ツバメランドセルのこのデザイン、めちゃくちゃかわいいと思います!

ランドセルは、安かろう悪かろうではない

ランドセルに5万も10万もかけなくても、2万円も出せば素敵なランドセルが手に入ります

価格が安いのも、自社工場で店舗を持たずに生産しているなど、粗悪品だからということではありません。

逆に、百貨店においていたり、TVでCMをガンガン流しているようなメーカー、店舗販売しているメーカーは、その分の販促費もランドセルの価格に上乗せされているということです

実際に背負ってみることができないというネックはありますが、返品保障などもあるので、ネットで購入するハードルも低くなっています。

3万円以下で買えるおすすめのランドセルはこちら▼

お金はランドセル以外にかけて大正解

長男の時に、百貨店のランドセル会場に祖父母と意図せず行くことになりました。

ランドセルの価格は10万くらいするというのが、祖父母の認識になったようで、両家の祖父母から5万円ずつランドセル代として入学祝をもらいました。

なので、百貨店で10万円のランドセルを買うこともできましたが、この10万円は子供のためにジュニアNISAで投資することにしました。

これから子供にはどんどん教育費がかかります。子供1人3000万円とも言われていますからね!

ばかばかしい・くだらないラン活に振り回されず、自分の信念に従った価値観で、子供のために最善なお金の使い方ができたと、大満足しています。

皆様も、心から満足できるランドセルをゲットしてくださいね!

しょう君のママ
しょう君のママ

♡今日は毒舌でごめんなさい♡

コメント

  1. 年中児の母 より:

    ラン活くらだねぇと思って「ラン活 したくない」で検索したらみごとこちらにたどり着き、ああこの記事と出逢えて良かった!!と感動しております、年中児の母です。
    ラン活=メーカーの巧みなマーケティング戦略!
    いやまさに。
    母親のマウンティング心を利用したうまい戦略ですね。広報担当さんに「うまいことやったね」と褒めてあげたいです。
    2万円以下のランドセルレビューも拝見させていただきます。

    • 年中児の母様
      コメントありがとうございます。
      「ラン活=メーカーの巧みなマーケティング戦略」
      これを多くの方に気づいてほしくて、この記事を執筆いたしました。
      ランドセルの半分は広告費を背負っているようなものなのです。
      年中児の母様にはぜひ価格と品質の釣り合った、お気に入りのランドセルを見つけて頂けたら嬉しいです!

  2. 3人分のランドセルを購入したものとして より:

    すでに中学生、小学5年生の娘に当時ランドセルを購入しましたが、大きさ、重さ、素材、仕様をいろいろネットで確認して検討した結果、どちらもほぼ1万円のランドセルを購入。たまたまどちらも協和のふわりぃでしたが、1,2年前の型落ちというだけでしたので日本メーカーもので素材もクラリーノで全く問題なし。
    1人目は割と綺麗なま任期を終え、2人目はまだ一年ありますが余裕で6年持つと思います。

    海外製のPU素材のランドセルでなければ、どの値段のランドセルでも日本製なら見た目の違いだけで大差ないでしょ。刺繍なんてカバンの用途に関係ないし、進級するに従い、むしろシンプルなものを選べばよかったと子供が後悔しますよ。そもそも5万以上のランドセルは高すぎると思います。
    3人目も来年小学生になりますが、先月にやはり1万円未満のものをすでに購入済み。2人のランドセルを購入した際に素材やら仕様を調べたので、条件が合うものなら問題ないと考えて購入しました。子供が欲しがるものを、なんて正直意味ないですよ。当の子供も実際のところ何がいいかなんてわかっていないんだから。
    親目線でシンプルでかつ良いものを与えるのがいいんじゃないかと思います。ラン活なんて言葉に踊らされている大人たちはかわいそう

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