手取り25万円で家族4人豊かに暮らす方法|25万円の額面は?年収は?実生活の体験レポート

体験談・レビュー
しょう君のママ
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我が家もかつて手取り月収25万円家庭でしたので、4人家族の生活感をレポートします!

2021年の7月末に発表された、株式会社ビズヒッツの【手取り25万円できついと思うことランキング】という男女426人の手取り月収25万円の人にとったアンケート調査が話題になっています。

「手取り月収が25万円の人はどんな生活をしているのだろう?」

「 手取り月収が25万円の人は 月に貯金はどれくらいできるのだろう? 」

こんな風に気になる人が多いというのも、月25万円と言うのがちょうど日本の平均年収の月額換算にほど近い金額だからでしょうか?

確かに、日本の平均年収とか、年収中央値って、400万円前後って言われているものね!月収の手取り金額にするとちょうど25万円くらいなのかしら。

今回は、このアンケートの結果に加え、我が家も手取り月収25万円での生活経験があるため、そのリアルな生活感も含めた体験レポートも合わせて、月収25万円の生活について紹介したいと思います。

ちなみに我が家は、手取り25万円で家族4人で生活していた期間が私の専業主婦時代の約4年です。

結構ゆとりある生活をできていたと思います。

その詳細を踏まえ、今手取り25万円で生活が大変だと思う方、手取り25万円を目指している方の参考になればと思います。

手取り25万円の額面と年収

まず初めに、「手取り25万円」について。

手取り金額が25万円になる給料の額面は、 32万円程度です。

会社員だとそんなにも天引きがあるのね!

年収にすると、ボーナスの有無やその金額にもよりますが370~450万円ほどとなります。

手取り25万円は平均より多い少ない?

国税庁が発表した令和元年分民間給与実態統計調査結果によると、日本の平均年収は436万円とのことです。

ボーナスがある場合は手取り25万円で平均以上、ボーナスがなければ手取り25万円は平均以下となります。

でもこれは、全年代の平均年収です。

子育て世代の20~40代では多い方なのか少ない方なのかは、少し古いですが平成30年度の民間給与実態統計調査のデータを引用すると下記の通りです。

出典: 平成30年度の民間給与実態統計調査
  • 20代前半 267万円
  • 20代後半 370万円
  • 30代前半 410万円
  • 30代後半 448万円
  • 40代前半 476万円
  • 40代後半 502万円

こうしてデータで見てみると、20代後半でちょうどボーナス無しで手取り25万円が平均額と同等、ボーナスアリの場合は30代の平均額と同等、40代で手取り25万円は平均より少ない方と言ったイメージです。

20代前半で手取り25万円あれば、周りの人よりも多く稼いでいるということになりますね。

給料の平均は、業界や勤続年数などにもよって左右されますが、年齢軸で見た場合はこのようなイメージです。

2021年手取り25万円の会社員の調査結果

こんな、若い世代や小さい子供の子育てをしている世代では平均的と言える月収の月額手取り25万の世帯について、冒頭で触れたアンケートについてご紹介したいと思います。

【調査概要】

  • 調査名:手取り25万円できついと思うことランキング
  • 調査会社:株式会社
  • 調査対象:手取り25万円の人
  • 調査日:2021年7月2日~17日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:426人(男性260人/女性166人)

SNSで話題騒然となっているこの調査の結果は、下記の通りです。

ランキング 手取り25万円できついと思うこと人数
1位欲しいものが買えない101
2位イレギュラーな出費の対応61
3位あまり貯金ができない60
4位常に予算を気にする42
5位外食ができない27
6位旅行ができない26
7位生活費を払うと給与が残らない25
毎月の貯金額人数
0円56
~5000円20
~10000円62
~20000円106
~30000円80
~50000円72
~100000円25
110000円~5
平均金額27,155円

きついと思うことの内容から見ても、手取り25万円は、好きなものほ好き放題に変えるほどの余裕や、イレギュラーな出費はきついけれど、普段生活していくのに困るような金額ではないことがわかります。

「あまり貯金ができない」「生活費を払うと給与が残らない」という意見はあるものの、10万円以上貯金できている人もおり、平均で3万円程度の貯金はできているのがわかりますね。

手取り25万円の4人家族の暮らし体験レポート

実際に、私も専業主婦で子育てしていた4年間ほどは、夫の給料の手取りちょうど25万円ほどで生活をしていました。

体感的には、アンケート調査の通り、派手に贅沢はできないけれど、貯金もできて、子供が小さかったこともあり、十分暮らせるという感じでした。

具体的な当時の家計の状況を紹介します。

(大人2人・幼児1人・乳児1人)

家 賃65,000円
光熱費15,000円
通信費10,000円
食 費40,000円
日用品費8,000円
保険料10,000円
医療費5,000円
子育て費用20,000円
娯楽・交際費12,000円
お小遣い30,000円
貯 蓄35,000円+30000(児童手当)

子供が赤ちゃんだったのでそんなにお金がかかることがなかったというのもありますが、それでも年に2回は旅行にも行っていましたが、かなり余裕のある暮らしでした。

その要因が「安い賃貸暮らしをしたこと」「車を所有していなかったこと」「人付き合いの断捨離をしたこと」です。

手取り25万円で豊かに暮らす方法

固定費を最小限にする

手取り25万円は、決して贅沢三昧でできる金額ではないため、自由に使える金額を増やすには、少しでも固定費を抑えることが重要です。

私の場合は、家賃の安い賃貸に住んでいましたし、スマホもワイモバイルや楽天モバイルなどの格安の物を使用して、節約をしていました。

車は持たない

私が専業主婦をしていた時は、駅近くのマンションに住んでいたこともあって、車は所有しませんでした。

車はあると便利で、持っているママ友を見ると羨ましかったですが、車を持つと貯めた貯金も消えるし、月額にかかる費用もかさむので、手取り内でのやりくりは難しいと諦めました。

車を所有しなければ、車検や故障など、手取り25万円ではきついこと2位の「イレギュラーな出費」の心配も一つつぶせます。

よほど必要性があるか、お金にゆとりがない限りは、車は持たないのが賢明です。

人間関係を断捨離する

子供が産まれ、生活が一変したことで、私たち夫婦はこれまでの人間関係の断捨離を始めました。

学生時代の友人など、人生のステージが変わって話が合わなくなった人との関わりなど、1年以上連絡を取っていない人との交友関係を積極的に断ちました。

年賀状も最小限、SNSもやめ、関わるのは親族と数人の近所のママ友のみにしました。

卒業以来会っていない学生時代の友人からの結婚式の招待などは遠慮なく断りました。

「今後2度と会わなくても差し支えないかどうか?」

を自分に問い、答えがYESの相手に対しては、結婚式を断って嫌われても良しとしました。

薄い人間関係を広く保つことにお金や時間を使うことをやめ、自分や家族や身近な関係のために時間やお金を割くことで、バカにならない結婚式の出費もなくなりました。

人生の時間も、使えるお金も限りがあります。誰にでもいい顔をして嫌われないように八方に心を砕くよりも、大切にするものを最小限に決めて、そこに集中した生き方にする方が、私は豊かに過ごせました。

貯金は先取り貯金が有効

「余ったお金を貯金に回そう」は、一生貯金できないフラグ。

残ったお金で貯金しようとしても、お金が残ることはまずないでしょう。

これは、もう何百年と言われているお金の普遍の真理です。

貯金は先取りが鉄則です。

給料を受け取ったら、まず貯金する分をとってしまいます。

逆に残ったお金で生活をするのです。。

先取額を収入の10%にすると、体感的な生活レベルを変えることなく貯金することができます。

プラスアルファの収入を得る努力も

平均的な給料とはいえ、決して何不自由なく家族を養っていける金額ではない手取り25万円。

あと5万円でも、給料以外に収入があれば余裕が全く違うと思いませんか?

急には大きく増えないとわかっている会社員ならなおさら、副業など自分のチカラで収入を得ることも視野に入れておくのが賢明です。

手取り25万円の暮らしまとめ

手取り25万円の月収があれば、結婚して出産子育て、家族の生活を養って、貯金をしていく事も可能です。

ただ、何の計画もなしに自由にお金を使えるほどの余裕はありません。

ポイントは選択と集中です。

何にお金を使い、何にお金を使わないかの選択と線引きこそが、豊かな生活を実現します。

何もかもにお金を使おうと思うと、どうしても不足してしまいます。

しょう君のママ
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月給手取り25万円なら、就学援助の対象にもなるので、子育てにかかる費用は最小限に抑えられますよ!

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