お金持ちになる方法の原則は、100年以上前からずっと変わらないってことをご存じでしたか？
お金って、貯められる人には簡単に貯められますが、貯められない人は本当に全然貯められないものです。
子育てしている私たちのような責任ある世代であっても、一定数は貯金ゼロの家庭もあるくらいです。
それって、単純に稼ぎが少ない世帯は、貯金に回すお金がないっていうだけじゃないかしら？
多くの人はそのように、「稼ぎが少ないからお金が貯められない」と思い込んでいますが、実際はそうではありません。
年収200万円でも貯金ができる家庭もあれば、年収2000万円でも貯金ができない家庭もあります。
稼ぎと貯金が必ずしも比例するわけではないのです。
逆に、どんなに稼ぎが少なくて「貯金なんて絶対無理」と思っている家庭でも、実は貯金がちゃんとできる方法があります。
何それ～、なんかの詐欺？さすがに年収200万円の世帯では貯金はできないでしょう？
そんなことは決してありません！
それは、今から100年以上前の古典にも書かれた資産形成に対する普遍的な真理によって証明されています。
その教えを説いた本である、「バビロンの大富豪」より、バビロンの大富豪流の貯金方法を解説したいと思います。
今回は、本全体の要約ではなく、 「バビロンの大富豪」 の中の「貯金方法」と言う部分に着目して記事をまとめました。
- 給料が少なすぎて、貯金にまでお金が回らない
- 生活のレベルを変えずに貯金を増やしたい
- 給料は人並み以上にもらっているはずなのに、なぜかお金が貯まらない
- 「これからは貯金するぞ」と決めたはいいけどどうしたらいいのかわからない
- 何度も貯金を挫折している
- 貯金から始めて大きく資産形成がしたい
- お金のことで悩まない生活がしたい
バビロンの大富豪流の貯金方法
100年以上前に書かれ、今もなお読み継がれる古典の名著 「バビロンの大富豪」 には、時代が変わっても変わることのない資産形成の真理が書かれています。
その中で、貧しい者がまず初めに始める事として「貯金」が挙げられ、貯金の始め方についても詳しく記されています。
100年以上も前から、「貯金」は資産形成の初歩として教えられているのね！貯金ってそれだけ大事なのね！
厳密にいうと、「貯金したお金に働かせる」と言うことが一番のエッセンスなのですが、まず貯金ができないことにはなにもスタートしないので、資産形成のファーストステップに貯金があるということです。
バビロンの大富豪流の貯金の方法は、給料をまず自分に支払う、つまり、「先取貯金」をするということです。
では、先取貯金のやり方について詳しく見ていきましょう。
先取り貯金の始め方
貯金に最適な金額設定は？
バビロンの大富豪では、「得た稼ぎの10の1を貯金し続ける」ことを原則としています。
なぜ10分の1なのかと言うと、実は使えるお金が 10分の1 減っても生活レベルには支障が無いからだと言います。
使えるお金がこれまでの90％になったとしても、それなりに困らず今までと同じように生活していけるのです。
だから、大家さんや食料品屋さんなどに支払いをする前に、まずは自分に10％を支払ってしまい、残りの90％で必要な支払いをするのです。
どんなに稼いでも貯金額は最低10％でOKです。
貯金は増えるに越したことは無いですが、貯金を増やしすぎて今の生活をないがしろにするのではなく、今の生活を楽しむこともとても大切なことだからです。
欲求と必要経費は分けて考える
人は、収入が増えると支出が増えるものです。
若い時よりもはるかに多く稼げるよういなっているはずなのに、一向にお金が貯まらないのは、稼いだ分使っているからです。
お金を貯めるときに大切なことは、「自分の欲求」と「必要経費」を分けて考えることだと言います。
必要経費と欲求を分離して考えることができたら、「無駄遣い」は大きく減らせそうですね
更に「バビロンの大富豪」 では、”金を使うときには、それが百パーセント使う価値があるものでなければならない”と表現しています。
お金を使う時にはその価値について真剣に精査する必要があるのです。
娯楽も価値があれば必要経費、価値のないただの衝動であれば不要な欲求と言うことでしょう。
予算を決めよう
先取貯金をすれば、残ったお金を好きに使えるかと言えば、収入が多ければ無駄遣いも含めて9割の収入でうまくやっていけるかもしれません。
でも、収入自体が少ない場合、9割の給料で生活レベルを変えずに暮らすためには、「予算を組む」と言うことを 「バビロンの大富豪」 では、推奨しています。
予算の組み方は、下記の通りです。
- お金を使いたいものを書き出してみる
- その中で「必要なもの」と、収入の9割で賄えるものを選び出す
- 選び出した支出に対して予算を立てる
- 収入の9割に収まるように予算を調整する
先取貯金、先取予算で、あらかじめお金の使い道を割り振ってしまえば、無駄なことにお金を使うリスクが減りますね！
こうすることで、必要なところにはきちんとお金が回ります。
先取貯金をしたらどうなる？
「得た稼ぎの10の1を貯金し続ける」 これを続けていくとどうなるでしょうか？
ちょうど10か月後には10分の1×10で、1か月分の給料が手元に残ります。
ただ、 「バビロンの大富豪」 ではこう教えます。
持っているだけでは何も生み出さない
貯めることは手始めに過ぎない
「バビロンの大富豪」
お金を貯めるのは、資産形成のスタートラインに立つことなのね。まずは貯金ができないと何も始まらないってことよね！
貯めたお金は何に使う？
では、その貯めたお金を何に使うかと言うと、 「バビロンの大富豪」 ではこのように記されています。
豊かな財産を作ってくれるのは取りのけた金がさらに稼いでくる金である
「バビロンの大富豪」
つまり、お金がお金を稼ぐようになって初めて、そのお金が豊かな財産となるということなのです。
「お金を働かせる」「お金を奴隷にする」こんな表現も聞いたことがあるかもしれませんが、お金がお金を稼ぐとは広義の「投資」を意味します。
やっぱり、資産形成の基本は「投資」にたどり着くのね！100年以上前からそう言われているのなら、やっぱりこれが普遍の真理なんだと納得だわ！しょう君のママもずっとみんなに投資をすすめているものね！最初は怪しいと思ったけど、今ならすごくわかる！
「投資」と言うと、投資を知らない人が聞くと怪しく感じて身構えてしまいますが、100年前から読み継がれる 「バビロンの大富豪」 でも、「自己投資」を含めたあらゆる投資で、お金でお金を増やしていくという考え方こそ、資産を形成する王道だと説明されています。
「バビロンの大富豪」 では、貯金の方法以外にも、「7つの知恵」と「5つの黄金法則」が紹介されています。
漫画版も出版されているので、古典の名著をサクッと読みたい人にはお勧めです。
私は、こちらの下のバージョンを読みました。
この本は、『金持ち父さん貧乏父さん』や『自分を超える法 』、『史上最高のセミナー』などの多くの書籍や雑誌で紹介され、高額納税者として知られる斎藤一人さんの推薦図書にもなっていますよ。
書評はこちらの記事にまとめました。
バビロンの大富豪流の貯金術を実践したら、人生が変わるかも？
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