【2022年4月】最新の野菜価格の動向は?にんじんとほうれんそうをたくさん買おう!

4月になりましたが、3月に引き続き、玉ねぎはまだまだ高値のようですね。

スーパーに行くと、野菜も全体的に高値傾向に感じられますが、実は今は軒並み野菜が平年並み(80%以上、120%未満)で価格推移しているようです。

これからもう少し野菜の価格が落ち着いてくるといいわね

こうした野菜の価格の変動は、毎月農林水産省が発表している調査報告で知ることができます。

今回は、農林水産省発表のデータに基づいて、2022年4月の野菜の価格動向を見てみましょう。

この記事を読めば、今買うべき野菜と、野菜価格高騰への対策もばっちり分かりますよ!

野菜価格変動の理由

まずは、野菜の価格が変動する理由を説明します。

野菜は、天候不順や自然災害の影響で収穫量が大きく変わります

旬の時期でも、育成状況によって値段が高くなることもしばしば。

こうした環境に左右されやすい植物だからこそ、日々刻々とその価格は変動します。

また外国産野菜の輸入の状況も、野菜の価格に影響を与えます。

基本的に、多く収穫でき供給が多くなれば価格が下がり、収穫量が少なく供給が減れば価格は高騰します

2022年4月の野菜価格の見通し

こうした野菜の発育状況から価格の変動見込みについては、毎月農林水産省が調査して発表しています。

調査の内容は、東京都中央卸売市場に出荷される野菜について、主産地等からの聞き取り調査です。

例年と比較して、価格の見通しも資料化してくれています。

最新の令和4年4月分の資料の一部を抜粋し下記の表にまとめましたので、現時点での野菜の価格動向についてみてみましょう。

品目今後の生育及び出荷見通し価格見通し
だいこん主産地において、低温・干ばつの影響により、生育が
遅延傾向であったが、3月に入り、気温の上昇等、天候
が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
平年並み
にんじん主産地において、生育が良好であり、潤沢な出荷が見込まれるため、4月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。安値
はくさい主産地において、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向であったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
キャベツ主産地において、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向であったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
ほうれんそう主産地において、生育が良好であり、潤沢な出荷が見込まれるため、4月の出荷数量は平年をやや上回り、価格は平年を下回る見込み。安値
ねぎ主産地において、低温・干ばつの影響により、葉が枯れ、生育不良が生じていたが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
レタス主産地において、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向であったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
きゅうり主産地において、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向であったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
なす主産地において、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向であったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
トマト主産地において、樹勢の低下等に伴い、肥大が進まず、小玉傾向であるが、出荷数量の大幅な減少は見込まれないため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
ピーマン主産地において、低温・干ばつの影響により、生育が遅延傾向であったが、3月に入り、気温の上昇等、天候が回復したことから、生育が順調で、安定した出荷が見込まれるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
ばれいしょ主産地において、干ばつ等の影響で、生育が遅延傾向であるが、遅延分が後ろ倒しで出荷されており、かつ、後続産地の長崎県では、玉肥大も良く、生育が順調なため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
さといも主産地において、作柄が平年並みであるため、4月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。平年並み
たまねぎ主産地において、干ばつの影響で、玉肥大が進まず、小玉傾向であるため、4月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。高値

農林水産省データ抜粋

注:「平年並み」とは、平年との比率が80%以上、120%未満であることを示している。

にんじん、ほうれんそうが、安値傾向の見込み

2022年4月は、にんじんほうれんそうが安値傾向となる見込みです。

にんじんやほうれんそうはメインのおかずにはなりにくいので、副菜を増やして食卓のボリュームを増していきたいですね!

野菜価格高騰への賢い対策3選

そんな、野菜価格高騰に備えて家庭でできる賢い対策を3選ご紹介したいと思います。

冷凍野菜を活用する

値段が安定している冷凍野菜。

栄養価が気になる人もいるかもしれませんが、実は冷凍野菜の栄養価は生野菜と遜色ありません

中国産の冷凍野菜などは、安くて安全性を心配される方も多いですが、残留農薬などが問題となっていたのは10年以上も前のこと

今では、安心安全な食品として注目されています。

価値観を刷新しましょう。

業務用スーパーで容量の多いものを買う 

高騰している野菜も、業務用食材を大ロットで購入すると、グラム当たりの価格は下がる傾向にあります。

一般的なスーパーから、業務スーパーでのまとめ買いにシフトしてみるのもおすすめです。

家庭菜園をする 

野菜によっては低コストで簡単に作れるものも多くあります。

キッチン菜園や、野菜の根っこ菜園など、身の回りにあるものを有効活用して野菜を育てるのがおすすめです。

今価格高騰している玉ねぎやジャガイモなどは、上手に育てると、かなりの節約効果がありますよ!

2022年4月の野菜価格まとめ

2022年4月は、にんじん・ほうれんそうがお買い得になる見込みです。

玉ねぎはいまだに高値で推移しているので、買い控えたいところですね。

安く買える野菜をうまく活用して、賢く節約して美味い野菜をたっぷり食べたいですね!

しょう君のママ
しょう君のママ

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