小麦の価格に引き続いて卵も値上がりしますね。家計の優秀選手だったはずの卵が値上がりする理由と、今後の対策をご紹介します!
先日ドンキホーテで買い物していたところ、
「10月1日より卵が値上がりします、、、」
との店内アナウンスが!
え~!ドンキまで卵の値上げするの?じゃあどこで卵を買えばいいの?困っちゃうわよ!
節約お役立ちアイテムだったはずなのに、2021年に入って値段が上がり続ける鶏卵。
どうしてこんなに卵の価格が高くなっているのでしょうか?
その理由と、卵を安くたくさん入手できる方法についてまとめました。
10月1日からまた卵が値上がり!?
味も良く、栄養たっぷりで、毎日食べる人も少なくない卵。
もう皆さんご存じの通り、2021年に入ってからどんどんその値段が上がっていますよね。
もはや、「物価の優等生」なんて言われたのが懐かしい、、、、
5月の月平均価格が過去5年間で最高値を更新して、欠品や品薄も相次ぐという事態です。
うちの近所のスーパーでも、「1家庭2パックまで」って書かれていたし、今まで特売なら98円で購入できていたお店も、今じゃ税込み250円くらいにまで上がってるわ!
卵ひとパックの平均的な値段の推移
10個入りひとパックの鶏卵の価格の推移は下記のグラフの通りです。
2017年以前と比較すると、今でも安価だと言える鶏卵ですが、ここ2,3年の低価格での安定や、この3月からの値上がりを見ると、卵の値段が急に値上がりしていることが分かります。
全国平均で、7月の段階で227円で今現在体感的な価格は250円以上と言ったところでしょうか。
都市部なら、300円以上する場合もあるかもしれませんね。
この価格から、ドン・キホーテのように10月以降に更に小売価格を値上げするスーパーも相次ぐと予想されます。
10月1日に値上がりするのは卵関連商品
そんな値上がり傾向の卵ですが、実は値上がりするのは卵そのものだけにとどまりません。
10月1日より、卵に関連する商品が軒並み7%以上の値上げが決まっているのです!
その一例をご紹介します。
フジパン
フジパンは、10月1日の納品分から「おいしいたまご蒸しパン」などのパン、和菓子、洋菓子製品のなど出荷価格を8.4%値上げすること決定しました。
原料である小麦も価格高騰したうえ、卵も価格が高騰ことがその要因となっています。
山崎製パン
山崎製パンも「まるごとバナナ」「北海道チーズ蒸しケーキ」などのパンや洋菓子、和菓子などの137品目を、10月1日出荷分から約7%値上げすると発表しました。
同じく、小麦や卵と言った価格の高騰がその要因ですね。
敷島製パン(パスコ)
敷島製パンでも、「厚ぎりバウム」「なごやん」などの洋菓子40製品、和菓子24製品を値上げすることを発表しました。
卵そのものだけでなく、原料に卵と小麦を使うパンや菓子類は大打撃ですね!その他にもマヨネーズなど、卵をたくさん使っている商品は、軒並み値上げされることが決まっています。
2021年卵の価格が上がり続ける理由
新型コロナと卵値上がりの関係
実は、卵の価格に異変が見られ始めたのは、2020年の3月ごろ、新型コロナの初めての緊急事態宣言で、会社や学校が軒並みオンラインや休みになって、巣籠が本格化したときに遡ります。
ステイホームの影響で自宅で3食食べるようになったことから、それに比例して家庭での卵の消費も増加しました。
こちらのブログではおなじみ、「総務省の家計調査」でも、鶏卵の消費量が8%増えたことがデータで示されています。
その関係で、鶏卵の卸値価格も前年を大きく上回りました。
卵の値上がり2021年の要因は?
卵の値上がりは、単なる需要増加による一過性のもので終わらなかったのが2021年。
需要が高まった2020年3月より後、2020年11月頃から鳥インフルエンザが大流行しました。
新型コロナの陰に隠れて、あまりニュースでも大きく取り上げられなかったため、知らない人や、スーパーの卵コーナーの張り紙で知る人も居たかもしれませんね。
2020年11月から2021年3月にかけ、宮崎県、千葉県、香川県などの18件54か所で、鳥インフルエンザ関連で987万羽のニワトリが殺処分されたのです!
しかも、殺処分されたニワトリのうちほとんどが採卵用のニワトリだったそうです。
卵の値段平均を大きく下回る購入方法
ここまで卵の平均的な価格や、その価格のさらなる高騰傾向と理由について解説してきました。
そんな中、我が家が実践する卵をスーパーよりも安く購入する方法、それはネットで卵農家に注文する事です。
スーパーなどの小売りを挟まない分、新鮮でおいしい卵が安価で手に入ります。
私が実際に購入したこちらの商品。
3300円で200個+数個(割れ卵保障のため)の卵を送ってもらえます。
1個当たりの価格は16.5円。
10個入り227円の全国平均では、一個あたり22.7円なので、一個で6.2円も安くなる計算です。
こちらの卵、小ぶりですが濃厚で、栄養をぎゅっと詰め込んだお得感があります!
実際のレビュー記事をまた後日書きたいと思います。
200個の卵をどう食べる?
卵は、以外にも賞味期限が長い商品で、10度程度までの涼しい場所なら常温でも保存が可能です。
農林水産省によると、卵の賞味期限(生で食べられる)は冷蔵庫で保存の場合で、夏(7~9月)は産卵後16日以内、春・秋(4~6月、10~11月)は産卵後25日以内、冬(12~3月)は産卵後57日以内とされています。
賞味期限を過ぎても、加熱調理をすれば異常がない限りもっと長く食べられます。
生食は2週間、加熱は2か月程度と思って使い切るといいと思います。
200個も2か月あれば、食べきれそうね!
200個の卵をおいしく食べきるアイデア
仮に、4人家族で1か月(30日)以内に200個の卵を食べきるとすると、1日1人1.67個です。
このくらいなら全然無理なく食べられます。
朝ごはんに毎日1つと、夕食に卵料理1品出せば、1か月以内に余裕で食べきれます。
我が家では200個の卵だと、大体2週間ちょっとで食べきってしまいますよ。
そんな我が家の卵をたくさん食べるアイデアは下記のようなものです。
- 冷凍卵
- ゆで卵
- 味付け煮卵
- お菓子作り
- オムライス
- だし巻き
- 錦糸卵冷凍
卵の保存活用術は、また別のブログで紹介したいと思います。
と言うことで、卵の価格の高騰とそんな中でも安く卵を入手する方法をご紹介しました。
卵が大好きな方、食べ盛りの子供を育て中の方、卵を安く仕入れたい方、ぜひこちらの商品がおすすめです。
親兄弟やママ友が近所に住んでいるなら、シェアするのもおすすめ!
卵1パックあたり、62円も安くゲットできるのは、こちらの卵農家さんの魅力です!
小売りがダメなら、農家から仕入れればいいじゃない♪おいしく新鮮な卵をモリモリ食べたら、食費にも優しい!
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