前回サスティナブルな商品で説明した、繰り返し使えてエコで節約な「蜜蠟ラップ」。
日本では普段の買い物では見かけませんが、アメリカのスーパーなどでは4,5年前から普通に売られている商品のようですね。
日本で入手しようとなると、ネットで購入することになると思いますが、
- 蜜蠟ラップを使ってみたいけど値段が高めで購入するのをためらっている
- 市販品を使ってみてよかったから沢山の蜜蠟ラップがほしい
- 市販品に気に入った柄がないから好きな柄の蜜蠟ラップがほしい
という人のために、 蜜蠟ラップの作り方を写真付きで丁寧に紹介します。
蜜蠟ラップの作り方はとても簡単で、材料も少なく、道具も自宅にあるものでできます。
私も自分で作った蜜蠟ラップをフル活用して、エコ&節約に役立てていますので、使い方のアイデアも合わせてご紹介します。

蜜蠟ラップって前から気になっていたのよね!少ない材料と自宅にあるもので作れるならチャレンジしてみたいかも!
「蜜蠟みつろうラップ」とは?
「蜜蠟ラップ」は、布に蜜蠟を染み込ませて作る布製のラップです。
蜜蠟は、ミツバチの巣を構成しているミツバチから分泌された蠟で、これを精製したものです。
蜜蠟には、抗菌・保湿効果があるので、蜜蠟ラップに包むことで、食品の鮮度を保つことができます。
布製なので、洗って何度でも再利用可能なのもサスティナブルなポイントです。

天然由来の蜜蠟から作るラップだから、食品を安全に鮮度を保って保存することができるのね!

はちみつのような甘い香りがするのも、私は結構好きです。
蜜蠟みつろうラップの作り方は簡単!
そんな蜜蠟ラップは、蜜蠟さえ入手すれば、自宅にある材料や道具を使って簡単に作ることができます。
ここからは、蜜蠟ラップの作り方を写真付きで解説しますので、ぜひ蜜蠟ラップ作りにトライしてみてくださいね。

私ももう何度も蜜蠟ラップを作っていますが、本当にとっても簡単なので手作りがおすすめです!
蜜蝋ラップ作りの材料

【材料】
- 蜜蠟
- 布(なんでもOK お好きなものを!)
【道具】
- アイロン
- アイロン台
- クッキングシート
- 新聞紙やチラシなどの要らない紙(汚れ防止)
蜜蠟 ラップ作りに必要な物は上記のとおりです。
布は、要らなくなった洋服などのリサイクルでも十分ですし、何かを作って残った端切れでもなんでもOKです。
もちろん、自分のお気に入りの布を見つけて購入しても、気分が上がるのでいいですよね。

私はリバティプリントが大好きだから、リバティの 蜜蠟 ラップを作ろうかしら!
アイロンセットやクッキングシートはたいていのお家にはおいてあるものですよね。
特別購入が必要なのは「蜜蠟」だけです。
蜜蠟は、実店舗で見つけるのは難しいですが、楽天やAmazonで購入することができます。
蜜蠟みつろうラップの作り方3ステップ
【下準備】
アイロン台が汚れないように新聞やチラシなどを敷き、その上にクッキングシートを敷いておきます。
布は好きな大きさや形にカットしておきます。
蜜蠟 で固まるので切りっぱなしにしてもほつれてこないので、端の処理は不要です。
【ステップ1】

アイロン台のクッキングシートの上に、お好みの布を置き、その上に蜜蠟をだいたい均等になるように置きます。
※厚い布で作るときは蜜蠟は多めに、薄い布の場合は少なめにするのがポイント
【ステップ2】

蜜蠟を置いた上にクッキングシートを乗せ、その上からアイロンをかけます。
アイロンの熱で蜜蠟が溶けて液状になり、布に染み込んでいきます。
※染み込んでいない部分があれば、 蜜蠟 を足しながら調整してください
【ステップ3】

蜜蠟 が布全体にしっかり染み込んだら、クッキングシートを剥がして、物干しなどで乾かせば完成です。
蜜蠟 は5分10分ほどですぐに乾きます。

え??アイロンするだけ?そんなに簡単にできるの?

不器用でハンドメイドとか苦手だけど、これなら私にも出来そう!
アイロンをかけるだけという簡単さなので、ぜひ 蜜蠟 をゲットして 蜜蠟 ラップを作ってみてくださいね!

蜜蝋ラップを使い方は無限

蜜蠟 ラップは、普通の使い捨てラップとは違い厚みがあるので、普通に食品を包むだけでなく、折り紙のように整形して使うこともでき、見た目も可愛いのでラッピングなどにも使えます。
電子レンジや食洗器など、熱を加える使い方には対応できませんが、水洗いが出来て繰り返し使えます。
また、 暖かいとやわらかくなり、冷たいと固まる性質があるため、手に包み込んで柔らかくして形を整えたり、工夫次第で使い方は無限大です。
野菜を包む
ミツバチの分泌する蝋からできている蜜蝋は、抗菌・保湿作用があるので、使いかけの野菜などを包むと、鮮度を保ちながら衛生的に保存できます。
切りかけの食品を包む
パンやバター・チーズなど、切りかけの食品の保存も蜜蠟ラップに直接包めばなら乾燥せずにおいしく保存できます。
お弁当箱代わりに
サンドイッチやハンバーガーなどを包めば、お弁当箱代わりにもなります。
ラッピング
ちょっとしたお菓子などをかわいい 蜜蠟ラップでラッピングすれば、素敵なプレゼントにもなります。
お皿代わりに

折り紙のように折れば、こんなにかわいいお皿にもなります。

工夫次第で本当に色々なことに使える蜜蠟ラップは、大事に使って古くなってしまったら、たい肥として土に還ったり、BBQなどの着火剤として燃やすこともでき、最後までしっかり使い切ることができるんです!
エコで節約な 蜜蠟みつろう ラップを作ろう
繰り返し何度も使えて、いろんな使い方ができ、最後には自然に返る、サスティナブルな蜜蠟ラップ。
自分で作ればさらに節約効果が大です。
ただ、 蜜蠟 ラップをこれまで全く見たことも触ったこともなくて、完成形がわからないまま作るのが不安と言う方もいらっしゃると思います。
最初に市販品を見本として購入してから自分で作ってみるといいかもしれませんね。

私もそうでしたが、「 蜜蠟 ラップ」の完成形がどんなものかを知るために最初の数枚はいろんなメーカーから複数枚購入しました。
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