ひろゆき著「1%の努力」要約|あらすじとネタバレごめんの率直な読書感想文を書いてみた

体験談・レビュー
しょう君のママ
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もっと肩の力を抜いて生きていいんだなと思えた1冊でした。

今大人気のひろゆきさんの「1パーセントの努力」あらすじ要約と読書感想文です。

普段は、お金や投資に関する書籍ばかりレビューしていますが、今回はちょっと変わり種で、今話題のひろゆき著「1%の努力」の読書感想文を書いてみたいと思います。

2chの創始者の「ひろゆき」こと西村博之さんは、「論破王」とも呼ばれ、今はパリで余生のような生活を楽しんでいる方で有名ですね。

世の中で実際に成功している人が、どのような考え方で生きてこられたのか、またその生い立ちや事業の立ち上げエピソードなどを知ることができる一冊です。

すごく読みやすくて、数時間で読めてしまいました。

※ネタバレを含むあらすじ要約と感想になっているので、閲覧注意※

正直私は、この本を読み終わって、「血のにじむような努力こそが美学」と思っているタイプの人は絶対に読まないほうがいいと思いました。

逆に、こんな人にはとてもおすすめです。

  • 西村博之さんの生い立ちや、事業の創設、訴訟などのエピソードを知りたい
  • ひろゆきさんのファンで、ひろゆきさんの思考を知りたい
  • 「働きアリ」ではなく「働かないアリ」になりたい
  • 「サボる才能」を身につけたい
  • 努力は最小限で結果は最大限にしたい
  • 優先順位のつけ方が知りたい
  • 仕事の正しい選び方を知りたい
  • 生い立ちにコンプレックスがある

こういう方にはぜひ手に取っていただきたい一冊だなと思います。

ここからは若干ネタバレを含みますが、私が印象に残った個所をピックアップして、感想を交えながら紹介したいと思います。

あらすじ要約|ひろゆきさん生い立ちは「貧困地域」から

この「1%の努力」では、ひろゆきさん自身の生い立ちや過去が多く語られています。

現在のひろゆきさんと言えば、2chの創始者で、現在は英語版4chの管理人でパリ在住の「論破王」。

今ではYouTubeや各種メディアで話題に上る、老若男女から支持を集めるインフルエンサーと言う立ち位置でしょうか。

さぞ、育ちもよくて、高学歴なエリート育ちなんでしょうね!

多くの人がそう思っているかもしれませんが、ひろゆきさんはお父さんは国税局の職員で、団地暮らし。

周辺は団地群で、生活保護の大人や、家賃を下げるために名目的に離婚届けを出して母子家庭や父子家庭を偽る家庭が多い地域だったそうです。

そういった地域で育ったことや、父親が公務員だったこともあって、ひろゆきさん自体「働かなければいけない」と言う感覚に乏しいというのです。

世の中には、大学受験に失敗しただけで、人生が終わったと自殺まで考えてしまう人もいますが、それはその人の基準が高いからに他なりません。

若いうちに貧乏な体験や貧しい地域を見て、様々な基準を得ておく人生経験があれば、大学に落ちても「自分はダメだ」なんて悲観しなかったはずです。

基準は高ければ生きにくくなり、低ければ生きやすい

ひろゆきさんの生い立ちのエピソードからは、そんなことが学べました。

私は個人的な生い立ちとしては、高級目の住宅街の中の最下層の暮らしをしていました。そのためかなり幼少期に辛い思いをしましたが、団地のエピソードなどを目の当たりにして、基準が高かったから生きづらかっただけだということに改めて気が付きました!

ネタバレポイント|「がむしゃらな努力」よりも「チャンスをつかむキャパ」

「1%の努力」の中で、「チャンスの女神の前髪」の話が紹介されています。

これは有名な話で、チャンスの女神に後ろ髪は無いから通り過ぎた後には捕まえることができないというお話ですね。

突然やってくるチャンスの女神を正面で捕まえるためには、「余裕」を持っている必要があるということ。

予定をパンパンに詰め込んでこなしていくようなタイプの人は、もう両手いっぱいやる事があるのでチャンスの女神は捕まえられません。

ヒマを全力で作る=片手は常に開けておけ

これが、いつでもチャンスを受け入れるキャパシティを持っておくのに大切なことなのです。

ネタバレポイント|「努力」の前に「優先順位」

世の中には情報が多すぎるので、「できない事」の方が圧倒的に多いのです。

優先順位がはっきりせずに、できないことが増えていくと人生が不幸になっていきます。

なので、何かしら努力をする前にまずは自分の優先順位をつけることが大事です。

いわゆる「選択と集中」ですね。この「1%の努力」では、ひろゆきさんおすすめの優先順位のつけ方を指南してくれています。

それは修復可能かどうか?

もしそのことが後から修復可能であれば、後回しにしてもいいという優先順位のつけ方。

その基準を踏まえたうえで、「この壺は満杯か?」と言うお話に通じます。(本書では紹介の順は逆ですがリンクされています)

1つの壺に岩を入れていくとき、大きな岩を先に入れない限り、それを入れる余地は二度と訪れないという話です。

人間のキャパを壺に例えるなら、取るに足りない小さな砂利ばかりで壺を満たしてもいいのか?

それは重要ではない何かで人生が満たされてしまう(時間を奪われる)ということです。

自分にとって一番大切な大きな岩を先に入れて、それから隙間に砂利を埋めるのが本当は正しい順番です。

「それは修復可能か?」を基準に、自分にとっての「大きな岩」が何なのかを見つけるのが大事なのです。

確かに、重要ではないことにあれこれ手を付けるよりも、自分にとって大切なことを厳選して絞ってやった方が幸せよね!

要約すると「努力」よりも重要なのは「ポジション」

要約すると「どこの場所にいるか」は才能や努力よりも大事だというのが、この1パーセントの努力の重要なポイントです。

自分のポジション取りによって、大した努力をしなくても稼ぐことができるのです。

「たまたまそこにいたから成功した」と言う人も世の中にはたくさんいますが、努力の必要性でいうとそのその得するポジションをとるための努力と言うのが大切なのだと本書は伝えています。

  • ユニークな人になる
  • 逆の意見を言う
  • 発信者になる
  • サブスキルを持つ
  • 特殊なポジションに手を上げる

こういった1%の努力が、役得(ポジションをとる事でのメリット)をもたらすのです。

「働かないアリ」のネタバレ

アリには、一定数の「働かないアリ」がいるそうです。

彼らは、働きアリが運んだ餌を食べ、働きアリが掃除した巣で生活し、ぶらぶらしながら暮らしているそうです。

でも、働かないアリは、ぶらぶらしているときに思いもよらない大きな餌に出くわすことがあり、それを巣に帰って報告すると、働きアリが運んできてくれます。

ひろゆきさんは、働かないアリに必要な素質を

  • ダラダラすることに罪悪感がない
  • 自分の興味のあることに没頭できる

の二つだと述べています。

その中で、興味のある事を「調べる努力を惜しんではいけない」とも。これが1%の努力としてやるべきことなのです。

チャンスをつかめる状態になっておく、全力で暇を作っておくことと話が通じていますね!ぶらぶらする「余裕」があるから大きな餌と言うチャンスにありつけるんです!

「1%の努力」読書感想文まとめ

発明家エジソンの有名な言葉に「99%の努力と1%のひらめき」という言葉がありますが、ひろゆきさんに言わせると「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」という現実的な言葉だそうです。

ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねていっても意味がない。確かにそうかもしれません。

ひろゆきさんは、この「1%の努力」と言う本で、人生をもっと気楽に生きられる考え方や、最小限の努力で結果を得るためのポイントを示唆してくれています。

楽をするために(さぼるために)どのように自分の頭で考えるか、ここが努力すべきポイントとだと言うお話。

大変、考え方の参考になりました!

  • 人生をもっと楽に生きたい
  • 努力は極限まで効率化したい
  • 無駄にしんどい思いはしたくない
  • 働かないアリでありたい
  • 自分のやりたいことや優先順位がわからない
  • どんな仕事を選べばいいのかわからない

こんな人にとってはかなり参考になる本だと思いますので、もっと詳しく読みたい人いはぜひ手に取ってみてくださいね!

しょう君のママ
しょう君のママ

私も働かないアリになりたい!

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